【小橋健太選手思い出の試合①】小橋健太VSスタン・ハンセン

格闘技

 いよいよ、小橋健太選手の引退興行まで残り5日となりました。
 最近はCS放送ではありますが、G+やサムライなどのCHで「小橋健太特集番組」が放送されています。また先日は日本テレビのスポーツ番組内でも特集があり、数々の試合のダイジェスト、そしてケガや病気との闘いを見ていると感慨深くなりますし、今当時の試合を見ていても非常に心が熱くなります。

 そこで私自身も小橋選手の数々の数えきれない名勝負の中から、自分が会場で観戦し、尚且つYOUTUBEにアップロードされてる試合を5試合を無理やりピックアップして、時系列を追って紹介してみたいと思います。

 小橋健太 VS スタン・ハンセン(1993年7月29日 日本武道館)

 

 私が会場で観戦した試合と言いつつ、実際はテレビでしか見てませんが、これだけはどうしても外せない思い出の試合があります。

 小橋選手は日本人選手とは当然ですが、外国人選手との試合においても非常に素晴らしい名勝負を繰り広げてきました。
 それができたのは、やはり体の大きな外国人選手とも力で互角に戦えるほど肉体を鍛え上げていたこともあると思います。だからこそ、大きな外国人選手を力でねじ伏せることもできましたし、何よりパワフルな攻撃を受け切ることもできたのだと思います。

 その中でも私が非常に印象に残っているのは、スタン・ハンセン選手との試合です。
 数々のハンセン選手との一騎打ちの中から強烈に印象に残っているのが、この時の試合です。
 これは、メインイベントに「三沢光晴VS川田利明」の三冠統一ヘビー級選手権試合があった、その日のセミファイナルで行われた試合です。三沢VS川田の試合は、三沢選手が初めて「投げ捨てジャーマン」という危険な技を3発も繰り出し、川田選手を破った試合として多くの人の印象に残っている試合となりましたが、私はその試合以上にこの「小橋VSハンセン」が印象に残りました。この試合での両選手の攻防、そしてフィニッシュに至るまで興奮と驚きの連続であった記憶があります。

 序盤に小橋選手はダッシュでコーナーに持たれているハンセンに向かっていった際、カウンターでフロントキックを食らいます。その衝撃は凄まじく、小橋選手の顔にアザができるほどでした。
 そして、15分経過直前にハンセン選手の打撃攻撃を受けまくっていた小橋選手がラリアット一発でハンセン選手をぶっ倒した時の小橋選手の気迫の表情と観衆のボルテージが最高潮に上がったシーンは20年たった今でも鮮明に覚えていました。
 その後、小橋選手がトップロープからの延髄ギロチンという離れ技も出しましたが、これも完全にジャストミートし、その後に放った必殺技であるムーンサルトプレスなども繰り出し、当時まだ格上だったハンセン選手に勝つのではないかと思わせるものでした。
 そして、また圧巻だったのがハンセン選手のラリアット。あんな体勢からラリアットをするなんてハンセン選手も最初で最後のこの試合1回限りであるはずです。
 あんな危険なところから、ウエスタンラリアットを敢行できるのも「小橋なら耐えられる」という気持ちがハンセン選手自身にあったからだと思われます。

 小橋選手は、テリー・ゴディ、スティーブ・ウィリアムス、ジョニー・エース、パトリオット、ベイダーなど数多くの外国人選手と名勝負を繰り広げてきました。その中でもこの日のハンセン戦は私にとっては一番印象に残っている試合です。
 それだけ、多くの物が凝縮された素晴らしい一戦だったと思います。

 

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