本日は、全日本プロレス年末恒例「世界最強タッグリーグ戦」の開幕戦、大阪ボディメーカーコロシアム第2競技場大会を観戦しました。
全日本プロレスを観戦するのは、何年振りだろうか…。10年ほど前にあった三冠統一ヘビー級選手権、川田利明ＶＳ天龍源一郎の試合以来ではないだろうか・・・
それからプロレスを観なくなり、再びプロレスに戻ってきたのが小橋建太選手が腎臓がんから復帰した試合から。
それ以降、小橋選手を応援するためだけにノアはたまに観戦していたが、武藤全日本は全く観にいく気さえ起こりませんでした。
しかし、今年の全日本プロレスの再分裂から、以前の全日本プロレスの雰囲気が戻ってきただけでなく、秋山選手が戻ってきてくれたことで再び全日本プロレスに興味がでたという経緯がありました。
会場に着くと早速当日券売り場でチケットの売上を確認しに行ったが、全ての席種がまだ販売されており、噂されている通り客入りに苦戦していることを痛感しました。
普通、一番安い席くらい売り切れてるんですけどね。
３０分ほど前に会場の中に入ると体育館入り口前のロビーに最強タッグの優勝カップが飾られており、優勝チーム予想の応募箱が置いてありました。
驚いたのは試合前のグッズ売り場やパンフレットがほとんど売れていなかったこと。
大体、昔の全日本プロレスは売り場にもっと活気があったし、パンフレットはよく売れていた。しかし、パンフレット自体も売れない現実は正直驚いた。
グッズは昔よりバラエティーに富んだもの売ってたんですけどね。
会場は席数が昔より少なかったが、アリーナの後ろまでイスは並んでいた。
ただ観客は少なかったので正直不安があったが、最終的には７割程度まで埋まっていたように感じます。
それなりの格好はついたが、最強タッグのブランドでも客が少ない現実は残念だった。せめて、来週日曜日の決勝戦は満員になって欲しい。
試合自体は正直、セミファイナルの秋山・大森ＶＳ潮崎・宮原しか興味なかったので、他の試合でそれほど強い印象は持てなかった。
とりあえず、第２試合のどこかの団体かわからないが提供試合はいらなかった。レベルの低さもそうだが、わざわざそんな試合を入れるなら全６試合で十分楽しめた。
最強タッグの入場式は、第３試合終了後に行われたが、やはり「オリンピア」の入場式は伝統があり気持ちが高騰しました。
やはり、最強タッグのメンバーが一同にリングに上がる光景は豪華ですね。
世界最強タッグリーグ戦の公式戦は４試合ありましたが、何といっても私が楽しみだった秋山組ＶＳ潮崎組の試合は非常に見ごたえのある試合となりました。
前回の両国大会での両チームの試合もまあまあいい試合でしたが、何といっても気持ちのこもった試合でしたので、今回の試合もお互い熱くなる試合になることを期待しました。
前回同様、打撃の攻防や場外での乱闘など世代の違う両チームの意地の張り合いは、見ている私にも熱くなるものでした。
私が学生の頃、若手チームだった秋山・大森組が今の時代になって再びチーム結成するとは思いませんでしたが、私にとってはとてもうれしいチーム再結成になり、思い入れが持てたのも大きかったと思います。
特に驚いたのが、ワイルドで少しキャラクター化していた大森選手の攻撃に重みがあり、非常に頼もしく見えたこと。潮崎選手とのチョップ合戦も水平チョップではなく、片手の平手チョップで迫力のある攻撃をしていました。
またこの試合を熱戦にしたのは、徹底的に感情的に秋山、大森両選手に向かっていった宮原選手の頑張りもあったかも知れません。実績のない彼を持ち上げるのは反対だが、ベテラン二人に向かっていった姿は決して力負けしていなかった。
そんな熱戦はあっという間に時間が過ぎ、３０分時間切れ引き分けとなりましたが、３０分もの長い間、暇もなく目が離せない攻防がありました。
熱闘が終わり、両チームがこぶしを交わしたり、にらみ合いを行ったりしながら、お互いの意地をぶつけ合った姿を見て、両チームの試合をもう一度決勝戦で観たいと思いました。
１２月８日の同じ大阪ボディーメーカーコロシアムで行われる決勝戦、もう一度、この両チームの試合が是非観たいと思います。
久し振りの全日本プロレス観戦、面白かったです。
ただ、このセミファイナルが無かったら、正直きつかったと思います。
観客の盛り上がりも少なかったからか、微妙でした。やはり超満員の中、ファンが自分の好みの選手を応援しあって会場全体を熱くするまでは、まだまだ至らないような気がします。
そこが今後の全日本プロレスの課題かも知れません。
来週の世界最強タッグリーグ戦優勝決定戦も観戦に行きます。
どのチームが決勝に上がってくるのか？今度は超満員のファンの中で、秋山準、大森隆男ＶＳ潮崎豪、宮原健斗の試合が観たい！
楽しみにして、来週の日曜日を待ちたいと思います。
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