「誰かに負けたくない」より大切なこと 小平奈緒が思う、スポーツマンシップのカタチ
平昌五輪のスピードスケート女子500メートルで金メダルを獲得した小平奈緒(相沢病院)。36秒94という五輪新記録を打ち立て、果たした快挙は日本中に感動を届けた。3度目の五輪で悲願を成就させた瞬間、銀メダルのイ・サンファ(韓国)と健闘を称え合うシーンも脚光を浴びた。あの時、何を想い、動いたのか。そして、実践した本人が考え...
平昌五輪のスピードスケート女子500メートルで金メダリストの小平奈緒選手のインタビュー記事です。
スポーツマンシップを考える上で非常に共感できることの多い内容です。
「お互い、気持ち良く、自分たちのベストを尽くせる舞台を作り上げるもの、かな」
よく対戦相手を野次ったり、相手のベストパフォーマンスを阻害するプレーを行うスポーツ選手、それを推奨する指導者が見受けられます。
相手の実力を下げようとするプレーを行うこと、相手のベスト以上のものをみせようとプレーすること、どちらに重きを置く方が自分自身を高められるかは明らかです。
「自分が負けた時に『この人には負けたくなかった』と思うような選手ではいたくない。『この人になら負けて良かった』と、トップに立った選手を素直に認められるような選手でありたいし、自分がトップに立ったとしても自分と競い合ってきた仲間をリスペクトできる選手でありたいと思っています。
相手へのリスペクトの気持ちを持てるからこそ、自分のやるべきことに集中できるのだと思います。
このどちらをとっても小平選手は自分自身の実力に真摯に向き合い、向上していくことの出来るスポーツ選手ですね。
スポーツマンシップに関しては、広瀬一郎さんの著書が非常に参考になります。
スポーツに携わる方々に、是非読んで頂きたい書籍ですので、併せて紹介しておきます。
コメント