久し振りの全日本プロレス最強タッグ2大会の観戦を終えて・・・

格闘技

 本日、全日本プロレス世界最強タッグリーグ戦優勝戦を観戦しました。
 先週の土曜日の開幕戦に引き続き、また昨日まで2日間ハードな国内旅行を終えたばかりで、今日も朝から用事があったので、かなり忙しいスケジュールでした。

 今回の大会は優勝決定戦ということもあり、お客さんも前回に比べてたくさん入っていました。
 (発表では超満員札止めだったようですが、お客さんの数は800人強だったようです。(今の全日本は実数発表らしいので・・・))
 何度も大阪府立体育館第2競技場に来てますが、よく入っていたと思います。

 今日の試合は正直、私の応援する秋山・大森組が決勝に残らなかったので、大会のレポートというより、久し振りに全日本プロレスを観戦した感想を書こうと思います。
 決勝戦の試合は、まあまあいい試合でしたが、ほとんど諏訪魔組が押しえていて、潮崎選手がほとんど活躍しなかったので試合展開で諏訪魔組が勝つことがわかってしまったのが残念でした。ただ宮原選手はよく頑張ったと思います。
 全日本プロレスのリングをメインに据えてから、大型選手との対戦が増え、すごく打たれ強い選手になったと思いますし、これを続けていると誰もが強いプロレスラーとして彼を認知するでしょう。

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 そういや、今日の大会開始前に流れていたBGMって、小橋選手の引退興行でも流れていたものでしたので、5月の武道館を思い出しました。あの曲、結構いいですね。

 全日本プロレスを久し振りに見て、一番感じたところはファンの声援の少なさでした。
 リングの選手達が一生懸命頑張っても、声援が大きくならない。
 例えば、開幕戦の秋山組VS潮崎組もいい試合だったが、ファンの応援がうねりを上げるような雰囲気は無かった。
 今回の優勝決定戦においても、世界最強タッグという大きな大会の決勝戦であったにも関わらず、その緊張感というのは感じられず、普通の試合に思える雰囲気だったことが残念だった。
 実際、優勝決定戦もいい試合でしたが、どっちかのチームに「絶対優勝して欲しい!」と思って応援しているファンは少なく、単純にプロレスを楽しんでるという感じでした。
 今後の全日本プロレスの課題は、個人的な選手(チーム)に思い入れを抱くファンを増やすことなのかもしれません。
 どうしても、エースがそういう存在にならないといけないのですが、私個人的には金髪で荒い性格の諏訪魔選手が強さはあっても、エースとしての風格がないことが気になります。ましてや、曙選手でも無いですし…。

 プロレス自体は受けが中心の王道プロレスなので、感情移入がしやすいです。
 また、秋山選手の旧全日本プロレス軍団として活動してくれるならば私のような馬場全日本のファンが帰ってきてくれる可能性がありますし、潮崎選手のチーム、諏訪魔選手のチーム、そしてKENSOヒール軍がうまく絡めばリングの上も面白くなってくると思います。

 ただKENSO軍の反則決着は何とかした方がいい。
 いい試合できる大型チームなのに決着が反則で終わってしまうのは、ファンに対して失礼。それは止めた方がいい。

 正直、馬場全日本プロレスの時のような熱狂と比較すると熱は感じません。
 ただ、それでも技を食らっても歯を食いしばって立ち上がり、必死に戦う姿を見ると、何か力をもらえます。
 他のプロレス団体より、それを感じるのが全日本プロレスです。
 これからもそういう感情が欲しくなったら、また全日本プロレスを観戦したいと思います。

 2大会、両方生で観戦し、今の全日本プロレスを見ることができて良かったです。
 来年以降も全レスラーが全日本プロレスを盛り上げてくれることを願っています。
 後、たまには創始者であるジャイアント馬場さんを思い出せる大会をして欲しいです。

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