本日はアリオ八尾にて行われました、藤岡弘、さんのトークショーに行ってきました。
いつも通りですが、午前中の用事を済ませて現地に着きましたが、今日は天候が悪かったので車も少し混んでいたような…。
アリオ八尾はアニソンイベントをよくやってくれるので馴染みがあるのですが、藤岡弘、さんまで呼ぶとは驚きました。さすがはアリオ八尾です。
人気者ですし、来週よりいよいよ公開される「仮面ライダー1号」の映画で話題も集まっていますから、多くのお客さんが見にきていました。以前、ささきいさおさんのアニソンステージの時もかなり人が多かったですが、それ位いたと思います。
私はファンクラブにも所属してますので何度か藤岡さんに会ったことはありますし、以前のファンクラブイベントでは抽選で当たって質問の権利を得る幸運もありましたので、まだ馴染みがあるのですが、今回のようにショッピングモールでのイベントでは初めて生で見る方も多くいると思います。
司会の方に呼ばれて藤岡さんが登場した時は、その観客の多くの人達が姿を見て、その貫禄と若々しさに驚いていたのが印象的でした。
最初はデビューから今に至るまでを簡単に振り返っていましたが、やはり下積み時代は大変だったようです。俳優生活よりアルバイトの方が忙しい、それだけ生活していかなければならない現実との戦いであったそうです。
あまり書いてるとかなり長文になるので…(笑)
中盤からは現在NHKの大河ドラマ「真田丸」で本多忠勝役で出演しているため、その話題になりました。
藤岡さんは武道に長けておられ、武将にも詳しく、この本多忠勝にも大変興味があったそうで、オファーが来た時はそのタイムリーさに喜んだそうです。これから娘との別れなど、ドラマ内で本多忠勝の見せ場が色々あるそうで、注目して欲しいとのことでした。戦で負けたことのない豪傑だそうですが、娘の旅立ちにはその優しく脆い人間性を感じ取ることができるそうです。
そして、いよいよ映画「仮面ライダ−1号」の話になります。
このエピソードは様々なHPや雑誌などでも紹介されていますので内容は似たようなものでした。
その中で強く話していたのは、今回の映画は藤岡さんが45年ぶりに主役を演じるというだけでなく、その映画の脚本にも参加していて様々な意見を出して取り入れています。
ストーリーの中では「人間の命の大切さ」を深く伝えようとしているそうで、それは藤岡さんがこの空白の45年の間に培ってきた経験や特に海外ボランティアで多くの貧しい人達の現状を見てきた中で、その困難な状況の中で生きていくこと、そして人と人との繋がり、思いやり、優しさなどを仮面ライダーの原点である「愛と正義と勇気」に結びつけ表現しているそうです。
ストーリー上は、長きの空白期間、本郷猛は海外で活躍していたことになっているので、その藤岡さんの海外での活動での経験と組み合わさっているようです。
それを非常に深くお話しされていました。
終盤に行われた観覧者からの質問コーナーでは、特捜最前線のエピソードや小さなお子さんへのメッセージなどありましたが、仮面ライダーを演じたことについての質問に対しての回答が印象に残りました。藤岡さんは社会というものは多くの人達と共存して成り立っていることをよく訴えられます。仮面ライダーという子供向けの番組でありますが、それに対しても誇りを持ち、そしてそれに関わった多くの関係者への感謝の気持ちが表れていました。それを聞いた時に、私は改めて偉大な「仮面ライダー」という長きに渡って語り継がれているヒーロー番組の原点が藤岡さんで良かったと、そして45年の歳月が流れ、今再びこの時代に帰ってきたことを心から嬉しく思います。
そして何より70歳という高齢でありながら、それを微塵も感じさせない風格と貫禄を持ち、アクションも含め、本郷猛を演じきった藤岡さんはすごい方だと思います。
最後のメッセージとして「これからも俳優としてメッセージを伝えていく」、そして「アメリカ映画にもチャレンジしたい」と新たな挑戦を宣言し、また映画を作ることにも興味があることをお話ししていました。藤岡さんは確か初めてハリウッドの俳優協会に入った日本人でしたよね。
今もなお血気盛んにチャレンジし続ける行動力、そして何より年齢を感じさせない風格・貫禄、世界をまたにかけたグローバルな活躍、本当に尊敬する方です。
本当に少しでも藤岡さんのような人間になりたいと思いますし、今後もますます活躍して頂き、多くのことを学ばせて頂きたいと強く思います。
このトークショーに行き、またまたパワーを頂きました。私ももっともっと行動していかなければなりません。
いいイベントでした。
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