打球速度の最速は194キロ? MLBで定着、打者の実力を測る新ツール「EV」
現在ポストシーズンが行われているメジャーリーグで、Exit Velocity(EV)というスタッツが人気を得ている。今季からよく聞かれるようになった言葉で、打者がどれだけ強く投球を打ち返したかを計測する。ポストシーズンの全国中継では本塁打が出た際、打球の速度と滞空時間が表示されるようになり、視聴者から好評のようだ。
面白い数値かなと思います。
よく野球選手の打撃指導をさせて頂いていて思うのは、ボールを芯でとらえただけで満足するケースをよく見ます。
しかし、芯で捉えた打球がどのような当たりなのかによってバットスィングの本質が見える時があります。
例えば、ある程度体ができている選手が投手の球を芯で捉えました。外野の間に鋭く飛んで行ったかに見えましたが、すぐに打球は弱くなっていき地面にバウンドすると外野手に捕球され、長打と思ったら単打で終わってしまう。
ですから、選手のパフォーマンスは結果でなく、内容で判断しなければなりません。
そういう見逃されやすい部分を数値化でわかりやすくなると、より選手の技術向上に役立つ可能性は大いにありそうですね。
最近はスィングのスピードや動作解析できるグッズもありますから、色々新しい指導、分析にチャレンジしていく環境が欲しいですね。
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