週刊プロレス、「小橋健太インタビュー」を読んで

格闘技

ここ最近は立ち読みすらしていなかった「週刊プロレス」でしたが、小橋選手の引退発表後、2週続けて購入しました。
今回は、引退発表後の初めての誌上インタビューが掲載されていたためです。
それを見たいだけのために購入してしまうのも、やはり私自身、小橋選手への思い入れが強いのかもしれません。

週刊 プロレス 2013年 1/2号 [雑誌]
ベースボール・マガジン社 (2012-12-19)

今回のインタビューでは、改めて引退を決意した経緯や発表しての今の気持ちなどが話されていました。

個人的に印象に残った要点は、

「2008年くらいから体に力が入らなくなり、それが首の神経からくるものであった。」

腎臓ガンからの復帰の後、だんだん小橋選手の動きがぎこちなくなり、足を引きずるような動きになっていたのは、脚部自体に問題があったわけでなく、首の神経からくるものであったということでした。

「首の手術せず、神経が死んでしまったらもう元に戻せなくなり、日常生活も送れなくなる。」

そして、引退を決意した経緯として、

「無理に体を治したとしても、小橋健太のプロレスができない。」
 「万が一のことがあったら、プロレス界全体に迷惑がかかる。」

小橋選手は、あくまでメインイベンターとしてのレスラー像を未だに持っており、その姿に戻れないことを自分で感じたからこそ引退の決意を固めたようです。

私もファンとして、小橋選手がリングに上がり、小橋コールを送ることだけでも満足していました。
ただ、それでは強いプロレスラーとしての存在価値がないということでしょう。

こうやった本当の姿を説明されると、改めて小橋選手の引退に関して、ファンとしても納得させられました。
日常生活に支障をきたしてまで、「プロレスラー・小橋」でいる必要はありません。ただ、私としては、あれだけファンに勇気を与えるファイトを続けた小橋選手が引退後も幸せな人生を送って欲しいと心から願います。

私が大好きだった全日本プロレス。
ジャイアント馬場さんが現役レスラーのまま病死され、ジャンボ鶴田さんは引退後1年で同じく病死、三沢光晴さんはリング上で人生を終えました。
ファンとしても、本当に悲しいことでした。
小橋選手は、どうか引退後も素晴らしい人生を送って頂きたいです。

小橋選手の引退試合は、(本人は否定していましたが)5月が有力といわれています。
となると、ゴールデンウィークあたりに日本武道館が押さえられるのでしょうか?
そうなると、ますます引退興行のチケットはプラチナ化するでしょう。

何とかしてチケットを入手して小橋選手の最後の雄姿を、リングの光景をこの目に焼き付けたいものです。
そして、日本テレビで生中継してほしい!

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