【海外旅行記】シンガポール旅行で感じたコロナウイルスによる影響と観光地の状況

シンガポール

2月27日(木)~3月1日(日)までの4日間、シンガポールに行ってきました。
コロナウイルスの流行の最中、今回の旅行は正直延期にするつもりでしたが、同行者の希望もあり、様々な方法でシンガポールの国内事情など情報収集を重ねた中、最終的に決行することにしました。

各SNSを見ていても多くの人、また修学旅行などでシンガポール行きを断念している人がいたり、また行くことに悩んでいる人を拝見しました。今回、私が旅行した中で感じたことを先に記し、現在旅行に悩んでいる方への判断基準の参考にしてもらえたらと思い、最初にシンガポールでのコロナウイルスの影響を感じたままに書いてみたいと思います。

結論から言うと、私個人的な意見としては自己責任の下、シンガポール旅行は今でも行って構わないと考えます。

その理由としては、下記が挙げられます。

    〇シンガポールは患者が増えた時点で厳正な取り組みを行っている。
    〇日本にいる方がリスクが高い。
    〇実際の現地では多くの国の人々が観光している。

現地で感じた実際をお伝えしたいと思います。

[su_heading style=”modern-1-blue” size=”18″ align=”left”]各施設で行われている体温検査[/su_heading]

空港、大型商業施設、ホテルなどでは入口でサーモグラフィーによる入場者の体温チェックが行われていました。
それらには様々なところに出入口がありますが、入口も限定されていた施設もありました。

例えば、「マリーナ・ベイ・サンズ」ではTower1、Tower3、MRTの駅や商業施設に繋がる連絡通路口などでサーモグラフィーが設置されていましたし、セントーサ島で宿泊した「ホテル・マイケル」ではフロントに設置されていました。但し、そのチェック方法はマリーナ・ベイ・サンズのようなしっかりした施設だとスタッフが常駐していましたが、他の施設では置いてあるだけ…のところもありました。

遊戯施設やレストランもまちまちで私が行った数カ所では、おでこに瞬時に計れる体温チェックをさせられましたが、フードコートやショッピングモール内の軽食レストランでは何も行われていませんでした。

[su_heading style=”modern-1-blue” size=”18″ align=”left”]国として行われている厳正な取り組み[/su_heading]

様々な記事からシンガポールでは、新型コロナウイルスに関して厳正な取り組みが行われていることを事前に確認していました。

マスクの使用に関しても、だいぶ前から健常者は利用しないように通達されていたようです。
実際、現地ではほとんどの国民がマスクを付けていませんでした。アジア系の旅行者は付けている人がほとんどでしたが、他の国の旅行者もほとんどしていませんでした。

一部トイレの手洗い場では下記画像のような新型コロナウイルスへの注意を促す掲示物がありました。

Twitter等で「シンガポール コロナ」などと検索して情報を常にチェックしていましたので、シンガポールでの取り組み状況は随時確認していました。自分自身でSNSなどでチェックすることをお勧めします。きちんと画像や記事のリンクなどソースをしっかり出している投稿を参考にしたら良いと思います。

ちなみに今日、より厳しい取り組みが発表されたようですね。このままいくと日本人の入国も禁止される可能性もあるので注意が必要です。

シンガポール、空港で新型コロナ検査開始へ - 日本経済新聞
【シンガポール=谷繭子】シンガポール政府は3日、空港など国境で発熱や呼吸器疾患の症状を示した人に対し、新型コロナウイルスの検査を強制的に実施すると発表した。感染が世界各地に拡大しているのを受け、体温検査だけでは不十分と判断した。韓国全土と北イタリア、イランからの入国も禁止した。同国が国境でウイルス検査をするのはこれが初...

[su_heading style=”modern-1-blue” size=”18″ align=”left”]活気を取り戻しているように見えた観光地[/su_heading]

実際、今回の旅行では今までシンガポールを訪ねた時と同じように観光地を巡りました。
かなり観光客も減っているだろうと思っていましたが、予想以上に多くの観光客が来ていました。
ちなみに私が乗ったシンガポール航空はおおよそ8割の入りでした。利用しやすい時間帯だったからかもしれませんが…。
セントーサ島やマーライオンパークも過去の経験より少し少ない程度だったように感じますし、マリーナ・ベイ・サンズは全く変わらない賑わいだったように思います。

例えば、人が多かったのがクラークキーからマーライオンパークにかけてのリバーサイドの飲食店街。
マスクもしていない人達が至近距離でワイワイ話しながら飲食を楽しんでいる光景は驚きでした。

私がシンガポールに滞在した期間、日本では学校の休校が発表されたり、ティッシュペーパーなどの買い占めが行われたり一部騒動があったようですが、シンガポールはまったく普段と変わらない日常であったように感じました。
日本人観光客も相変わらずたくさんいまして、どこに行っても日本語が聞こえてくる状況でした。

[su_heading style=”modern-1-blue” size=”18″ align=”left”]自己責任の元、旅行しても問題が無い…?[/su_heading]

世間で流れる情報は良いことよりも悪いことの方が拡散されやすいと思います。
それらを見ていると物事を悪い方向ばかり考えてしまいがちですが、現実を見ると意外とそうでなかったりします。
今回、シンガポールへ行って驚いたのは、至って今までの旅行と大差がない感覚でいられたことでした。
そもそも論として、本当に問題があれば旅行自体禁じられているはずです。日本で生活していても、学校が休校しようが学生は遊びに行っている人がたくさんいるでしょう。外出を控えるように言われたって、我々サラリーマンは満員電車に乗って通勤しなければなりません。(テレワークなどで対応できる企業なんて日本でなかなか無いでしょう。まあ、それくらい今の日本は遅れているのだが…)

最終的には自己責任の下、シンガポール旅行は決行しても良いと考えます。正直、ほとんどコロナ対策をしていない(口だけのアナウンスのみ)の日本にいる方がリスクが高いと思います。

この状況下でも久し振りに行ったシンガポールではいつも通りのエキサイティングに行えた旅行になりました。
個人的にはマスクよりも、アルコール付きのウェットティッシュを持参した方が良いと思います。やはり手からウイルスが入ることが多いようですから、食事前は絶対として定期的に手は洗った方が良いと思います。飲食店では手洗いができにくいところもありますからね。

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