「ジュニアアスリート応援団 in 奈良」に行ってきました。
同イベントは、一般社団法人 日本スポーツ栄養コンディショニング協会が主催するもので、青少年期のスポーツを支える指導者・保護者向けに医療や栄養などの観点からスポーツ活動において大切な考えを伝える講演会でした。
1部では元サッカー日本代表にも選ばれたことがある、現奈良クラブ所属の山田卓也選手による対談形式のお話を聞きました。
プロスポーツ選手の見地からの少年スポーツへの助言は、また少し斬新な考え方に映りました。
その中でも、特に印象的だったのは、
[su_highlight]相手の気持ちを考えて行動する。[/su_highlight]
という部分でした。
スポーツはチームメイトに限らず、対戦相手や審判、指導者、スタッフなど多くの方々の支援の下に成り立ちます。相手の気持ちを考えた行動というものはグランド内だけに留まらず、裏方に至るまで配慮が必要だと私は考えます。それができる選手は、スポーツだけでなく社会人としても立派に育ってくれると思います。
2部ではスポーツドクターの先生による「ジュニア期のスポーツ障害」についての講義でした。
私はストレングスではありますが、トレーナーの知識を多少学んでいますので内容は基本的なことに重視されておりましたが、やはり[su_highlight]傷害を抱えた選手がいかに治療院を選択すべきかの重要性[/su_highlight]を感じました。
少年期は骨が成長している段階であり、骨がまだ弱いわけです。身体を必要以上に酷使し、知らない間にその負荷が大きくなり、プレーができないまでになると回復に時間を要します。
そして、何より治療の段階において「痛みをとる」ことと「障害から回復する」ということを同列に考えてしまい、痛みが無くなっただけでプレーする選手、させるチームが目立ちます。また「痛みをとる」だけの治療院が多いのも事実だと思います。
改めて専門性のあるスポーツドクターのいる治療院に行く必要性を感じました。
3部は、「勝つために食べる!食事も重要なトレーニング」と題したスポーツ栄養に関するお話でした。
栄養学は正直、私は弱いので大変勉強になりました。
特に[su_highlight]「栄養の質が体質を作る。」[/su_highlight]という部分は強く印象に残りました。
確かに食事で摂取した栄養素が体内の機能を作り上げますし、それが身体を作る上で大前提でしょう。
個人的にここで新しく学んだことはたくさんあったのですが、一つだけ。
[su_highlight]「まごわやさしい」には最適な栄養素が入っている。[/su_highlight]
○「ま」 = 豆
○「ご」 = ごま
○「わ」 = わかめ
○「や」 = 野菜
○「さ」 = 魚
○「し」 = しいたけ
○「い」 = いも
とりあえず、細かいことを気にする前にこれらの具材を使用する料理の提供を勧められておりました。
講師の方々の様子を公開してもOKとのことでしたので、1枚だけ。
同イベントは、収益を熊本県地震の影響の中、熊本のスポーツを頑張る子どもたちへのチャリティとして寄付されるそうです。
スポーツを通じた貢献、様々な形があって素晴らしいですね。
日本スポーツ栄養コンディショニング協会は、スポーツ栄養の知識提供からスポーツだけでなく健康に貢献できる支援を行っているそうです。私もまた機会を見つけて同協会から学んでみたいと思います。
コメント