せっかくのGWなので、何か映画でも…と思い、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」を選択しました。
元々観る予定はなかったのですが、Yahoo映画のレビューを見ていると結構評価が高かったこと、また「4DXの迫力が良かった」みたいな記事を見つけ、4DXにしました。
元々このマーベルキャラクターの映画は最近アベンジャーズというチーム構成で動いており、その一人のキャラクターである「キャプテン・アメリカ」を題材とした映画でありながら、結局「アベンジャーズ」の続編の印象の強い映画でした。
簡単なあらすじは、こちらから。
まずヒーローものの映画を良い意味でも悪い意味でも悪党との戦いというわかりやすい勧善懲悪の世界でイメージしてみてしまうのが通例だと思いますが、この映画はアベンジャーズというヒーローチームの対立が主要となります。
その対立のメインがキャプテン・アメリカとアイアンマンになるのですが、それぞれの言い分に正しい部分と誤っている部分もあり複雑な対立関係が起こっていたように思います。それが結局、どちらが正で結論は何なのかが私自身は映画のエンティングを見てわかりませんでした。
もしかしたら、それがこの映画の本質をついているのかもしれません。
何でも白黒で結論づける思考が私にはあるのかもしれませんが、人の多様性がある以上、それぞれの考え方があり、それを考えさせられる内容だったのかもしれません。
各キャラクターが良かれと思ってやっている行動が、国民にとって全てが「正」ではないということです。
そういう微妙な人として当然ある心理をある部分うまく突いているのかもしれず、それが逆にありきたりなストーリーで無かったところが評価されたのかもしれませんね。私みたいな映画に関してはまだまだ見慣れてない者にとっては単純明快な方がわかりやすいですが…。
また今回には新たなアベンジャーズのキャラクターとして有名なスパイダーマンが登場します。
あくまで脇役で出てくるのかと思いましたが、結構戦いに絡んでいました。
しかし、単独で映画の主役として人気のあるキャラクターを起用するということはそれなりの舞台を用意しているのかと思ったら、他のキャラクターと同列だったことが微妙でした。
4DXは結構動きが激しかったので、肩が凝りました(笑)。急に動かされるので、変な体の動きが多かったんでしょうね。
前回の「マッドマックス」と比べるとほとんどカーアクションだった前回みたいに終始動いているということではなく、戦い以外は微妙な揺れくらいだったので映画によって4DXの効果もかなり変わってくるのかもしれません。
改めて考えてみたら、見終わった時は少し期待外れに思いましたが、後で考えると良さも見えてくる映画だったように思います。
個人的オススメ度 ⇨
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