Jリーグ、パトリック差別騒動でクラブの処分なし - J1 : 日刊スポーツ
G大阪のブラジル人FWパトリック選手に人種差別的な投稿があった問題でJリーグは30日、スタジアム外で発生した事象としてクラブへの処分をしないと発表した。この問… - 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkansports.com)
一般的なスポーツファンからすると、上記の件は「ツイッターの書き込み」くらいで、そこまで厳格にならなくても…と思われる人が多いかもしれません。
Jリーグでは、こういった他国の選手への差別発言には非常に厳しく取り扱われています。
昨年だったでしょうか、浦和レッズのサポーターが掲げた横断幕に「JAPANESE ONLY」などと書かれた問題で、Jリーグは浦和レッズに懲罰としてホームゲーム1試合を無観客試合にしたことがありました。埼玉スタジアムは何万人という大観衆が埋まることで知られていますが、その入場収入が無くなり、また全く反応のない中で試合をすることは大きな罰であったことが容易に想像できます。
今回の件では、一ファンが書き込んだ内容だったので、チームに取り締まることはできないから、この記事の通りクラブに処分を与えることは妥当でないと思いますので良かったと思います。
こういった世界に目を向けたサッカーだからこそ、他国を認め合い、お互いがスポーツを行いやすい環境を整える協会に私は敬意を表します。
他のプロスポーツ団体も自分達の利益を追うのではなく、「スポーツファンを創造していくために何をすべきか?」、それを示していければ自ずとスポーツファンが集まってくると思います。
スポーツマンシップというものは、こういったファンから注目されるプロから学べる環境作りは非常に大切ですね。
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