SAQトレーニングの代表的な種目として、ラダートレーニングが有名です。
縄ばしごを使って、そのマスを様々なステップを繰り返しながら、端から端まで走りぬけるのが一般的な方法です。
一般的に体力要素で言うと、敏捷性（動作の素早さ）を向上させると言われています。
そう考えると、神経的な要素が上がるとも言えます。
特に大切にしないといけない注意点は、下記のようなものが挙げられます。
○着地時間を短くすること
○体のバランスを崩さないこと。（特に体軸）
トレーニング種目としては、非常に様々な動きがあります。
特に少年期は、多くの種目を取り入れ、色々な動きの中で敏捷性を養成していくことが大切です。
ラダートレーニングを初めて知る人は、下記のHPは少し参考になります。
http://training-navi.com/contents/speed/67-agility.html
また、はしごの端から端まで走りぬけるだけでなく、一部のマスのみを使ったトレーニングも効果的です。
1人1マス、あるいや2マスを使って、ジャンプ動作を行います。
例えば、1マスに両足ジャンプで入って、すぐに外に出る。この行為を繰り返す。
あるいは、2マスを使って、“前⇒右⇒後ろ⇒左”と繰り返す…などがあります。
こちらは、軽いプライオメトリクストレーニングにもなり、瞬発力を向上させる効果もあります。
少年期にはあまり負荷の強い瞬発力を挙げるトレーニングはおススメできない部分もありますが、このような軽い負荷のものなら問題ないでしょう。
ただ、セット数は控えめに…。
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