プロレスリング・ノア~三沢光晴メモリアルナイト~観戦レポート①

 本日はプロレスラー、三沢光晴さんの命日です。
 その日に行われたプロレスリング・ノア大阪大会~三沢光晴メモリアルナイト~を観戦してきました。

 会場に着いたのは、試合開始15分ほど前でした。
 すぐにアリーナ入り口前に置かれていた三沢選手の献花台に花を添え、合掌しました。
 多くの花と三沢選手と仲の良かった親方や新日本プロレス社長からの花なども飾られていました。

 

 心配していた観客動員ですが、通常通り大阪府立体育会館第二競技場の中では席数もまんべんなく並べられ、お客さんも入っていました。
 最近の不入りが続いていること、前売りが全席余っていたことを考えると客が少ないのでは・・・と感じていましたが、余計な心配だったようです。まあ、三沢光晴メモリアルナイトと題して客が入らないのはね。。。

 試合は、第一試合からお客さんの反応もよく盛り上がっておりました。
 最近はサクラのような女性客などの声ばかりが目立つような声援もありましたが、今日は普通に一般のお客さんの声援がほとんどだったように思います。

 第1試合から第4試合までのレポートは割愛します。
 可もなく不可もなく普通の試合でした。

 私には第4試合終了後がメインのようなものでした。
 試合出場した6選手が退場すると、突然あの小橋選手のテーマが・・・。
 驚いたり、歓喜の様子を見せたり、お客さんの反応はそれぞれでしたが、一様に皆興奮しているようでした。
 いつものイントロが終わってからでなく、イントロのテーマの最中から「小橋コール」が発生。
 そして、“大小橋コール”の中、Tシャツとジャージ姿の小橋建太選手がサプライズ登場しました。
 リングに上がった後も、小橋コールは止みません。
 そして、小橋選手自ら7月23日の大阪府立体育会館大会での復帰を発表しました。
 もう会場大騒ぎの大小橋コールが発生しました。
 最後も小橋選手のテーマと共に、リングサイドや花道のファンと握手をして帰っていきました。
 思わず、私も握手の列に行ってしまいました(笑)こんなことっていつ以来だろうか・・・。
 小橋選手は本当にファンの熱狂がうれしかったのか、凄い笑顔を浮かべてファンに握手してました。

 この興奮が止まない中、休憩後試合が継続されます。

 第5試合 杉浦貴、石森太二、青木篤志 VS 金丸義信、KENTA、平柳玄藩

 最近何かと注目されるKENTA選手ですが、先日の机の上への筋肉バスターで痛めたのか首にテープを貼っており、どうも動きがよくありませんでした。
 試合自体も別にこれといった見どころもなく、金丸選手が青木選手を丸め込みでフォールしました。
 せっかく杉浦選手というチャンピオンが相手にいるのだから何かしらの因縁を作るのか…と思っていたが、全くそんな気配もありません。
 KENTA選手が仲田GMに牙をむくのは別にいいですが、プロレスラーの相手はプロレスラーです。その因縁を何かしらのレスラーに向けない限りは、試合での標的が存在せず、結局チームとして何がしたいのかわかりません。
 そういった意味でも杉浦選手に牙を向けられなかったのはもったいないですし、このKENTAの動向もファンからすると疑問視されかねないような気がしました。

 第6試合 斎藤彰俊 VS 鈴木鼓太郎

 まあこの試合の意味合いの説明は必要ないでしょう。要は三沢選手の元付き人で、今三沢選手の動きを真似ている鈴木選手が例の斎藤選手にどのように向かっていくのか。。。

 試合は両者のエルボー合戦が多かったように思います。鈴木選手のエルボーはそれほど自分のものにできていないように見え、迫力にかけるところに説得力がありませんでした。
 ただ、中盤に出したエルボースイシーダは見事な当たりでした。
 試合自体は、ヘビー級の斎藤選手が終始押しており、それほどピンチというピンチがありませんでした。
 終盤は、斎藤選手が例のバックドロップを乱発し(4発)、それを意地でも返す鼓太郎選手。反撃はヘロヘロになりながらエルボーのみという感じで、最後は斎藤選手の延髄斬り(スイクルデス)で終了。
 まあ、相手の攻撃を耐えたという意味で鼓太郎選手の頑張りが見えた試合ではありましたが、試合自体は平均的な試合でした。

 第7試合 秋山準 VS 小川良成

 元全日本プロレスファンならびびっとくるであろう、三沢選手が小川選手を正タッグパートナーに選出した試合の再現ですね。
 入場時にやたらと秋山選手が人気で、秋山コールまで起こってました。
 試合は、お互いねちっこく関節技でしのぎ合う感じでしたが、どうしても小川選手の試合となると相手が小川選手の良さを引き出すために変なテクニックに付き合うような試合に見えてしまいます。
 「えっ?そんな技いたくないやろ?何でダメージ大きいフリしてるの?」みたいな感じです。
 試合も突然、エクスプロイダーが出たと思ったら、すぐに小川選手の丸め込み・小技ムーブが出て、最後に4の字ジャックナイフに来たところを更に丸めて秋山選手の勝利。
 それでは、盛り上がらないな。まあ、それでも今の二人の精一杯の試合だったのかもしれません。
 小川選手がタイガードライバーを出そうとしましたが、あの時の再現とばかりにこれが決まって、多少の大技ラッシュがあれば盛り上がったのかもしれません。まあ仕掛けるだけのムーブだったのでしょうが。。。

 とりあえず、続きは後で。。。
 

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