【野球記事紹介】教え方次第で生じる「圧倒的な差」 DeNA筒香嘉智が考える育成法とは




大阪の堺ビッグボーイズさんの取り組みは私もセミナー等で伺い、共感する部分が多々あります。
同チームの卒団性である筒香選手との共同での取り組みにも大変興味深く、今後の展開が楽しみであると共に、私も自分の周りの中で何かできないかと刺激にもなります。

筒香選手は国内の少年野球教室等で日本の野球少年に対して、次のような感想を持っているようです。

「常に指示を待っているなっていう感じ。質問(コーナー)の時も手を挙げる子はいないですし」

また昨年彼が訪れたドミニカ共和国での体験については、次のように語っています。

「海外でジュニアの指導の場面を見させていただいて、日本とは対極的な指導方法にある、というのが一番最初の印象でした。日本が悪いというわけじゃないんですけど。向こうの指導者が怒鳴ったり怒ったりっていう姿を一度も見たことがなかった。『楽しくやれ』って言って、そのまま放っておけばいいってわけではない。指導者が選手に敬意を払っている感じ。忍耐力、観察力を持っている。子供に何かを言うタイミングはすごく大切なことだと思いますし。(日本は)そういう部分はまだまだ少ない」

私がこれまで20年近く少年野球に絡んできた中で思う事はたくさんあるのですが、この発言と共に言えることは、「指導者の言う事を聞くことが正しい。」と思っていること、そして子供だけでなく親までもが指導者を立場で選び反応するという事です。
だから自分の感性を磨くことより、偉い人の言いなりになることが目的になっている傾向が強いのです。それが筒香選手の言う「指導者の指示待ち」状態になっていると考えます。
そして何よりそういった子供を育てているのが、指導者が作るチームの環境だと考えます。

指導者が「スポーツ団体の目的は何か?」、「スポーツとは何か?」、「スポーツマンとは、スポーツマンシップとは何か?」こういったことを理解し、理念を持ってスポーツ指導に取り組んでいるとは思えないチームが多いです。
指導者自身が体験した野球をそのままやらせ、自分の経験のコピーを今の子供にさせることを楽しんでいるケースが多いと言えます。
それが目的になっているから、スポーツを学ばないのです。

スポーツ環境を変えるには…、それはまず選手のために自分を省みることができる指導者を育てることです。
そして、彼らが学べる環境を作ることです。
そういった指導者が増加し、彼らがスポーツ団体を作っていくと、必然的にそのチームに人気が生まれるはずです。
その環境が出来上がってきた時が変化のスタートかもしれないと私は感じます。




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