ドイツ代表が10年続けた“肉体改革”。「体幹」を超えた「ムーブメント」とは?(木崎伸也)
「テレビの前でできるような体幹のエクササイズだけでは不十分。動きの中で体を使えるようになりません」(咲花正弥、アメリカ代表フィジカルコーチ)
なかなか、考えさせられる記事でした。
体幹トレーニングにも動きを入れて、上半身と下半身を同調させる…素晴らしいトレーニングですね。
スポーツは常に動きの中で様々なパフォーマンスが求められます。
だからこそ、静のトレーニングだけでなく、それを動作の中のトレーニングに変えていき、よりスポーツトレーニングらしい動きにつながっていきます。
レベルの高い選手では、難易度の高いトレーニングができますが、アマチュアでは静の姿勢すらできない選手もいます。そう言った選手には静の姿勢から作り上げ、安定してきてから、よりレベルの高い動きも加えたトレーニングに変えるのが一般的だと思います。
だから、「このトレーニングが効果的!」という記事を見た時には、冷静に今の選手の状態を見て、レベルを上げていく冷静さも必要かもしれませんし、そう言った種目の選択も指導者に求められるのだと思います。
最後に書かれていた「監督が変わる度に方針が変わる。」というのも現実的ですね。
フィジカルトレーニングは継続することで身につき、レベルが上がっていきます。トレーニングの原則は普遍でしょうから、監督が変わって方針が変わるというのも変な話なんですよね。
日本はもっとトレーニングの重要性を再認識した方が良いですね。それでも、だいぶ良くなってきているとは思いますが。。。
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