【レポート】全日本プロレス 2019 NEW YEAR WARS 2019年1月3日 後楽園ホール大会

スポーツ

 ふとした瞬間に「ジャイアント馬場展」を観に行こうかと思いました。その時に本当は渕選手、和田京平レフリー、木原リングアナのトークショーのある5日だと水木一郎ライブもあるし、その日にしようかと一瞬思ったのですが、よく考えると1月3日だったら全日本プロレスと大仁田厚選手のトークショーがあります。どっちにするか…となった時に、せっかく馬場さんを思い出すならプロレス三昧にした方が良いし、久し振りに全日本プロレスも観戦したかった…、ということで1月3日に決めました。

 当日に新幹線で東京に向かいましたので、最初に全日本プロレスの後楽園ホールへ。珍しく11時30分という中途半端な時間からの開始でしたので…。
 会場について最初に驚いたのが、外国人のファンが結構来ていたことです。エレベーター並んでる時も後ろの外国人に英語で後楽園ホールの場所も質問されましたし…(笑)。
 もし海外にもファンが増えてきたら、「全日本プロレスTV」のサービスも始まったし、非常に良い傾向ですね。

 席に座ったら、相変わらず後楽園ホールの席は見やすいです。
 特に今回は南側でカメラがある方向です。なので選手が勝ち名乗りを受ける時に南側を向いてくれるので、写真を撮るにはありがたい方向なんで良かったです。

 

 試合前のグッズ売り場では久し振りにTシャツを購入して秋山選手と写真を…。このグッズ購入者への写真サービス、良いですね。スマホ時代ですし、観戦記念になりますので是非。

 オープニングで全日本プロレス中継のオープニングでお馴染み「NTVスポーツ番組テーマ」が流れ、ファンの手拍子と共にスタートしたのは良い演出ですね。

 第1試合はデビューしたて3選手も交えた若手4選手のタッグマッチは感慨深かったですね。あの厳しかった3年前からよくここまで盛り返してくれたと思います。それは若手が増えたことでも理解できます。
 各4選手も感情もしっかり出して、見ている側にも印象に残る戦いをしてくれました。この若手達は今度楽しみです。

 

 第2試合の渕選手の試合は、それに合わせた各選手も含めて非常に「明るく楽しい」プロレスで盛り上がりました。
 渕選手は技一つ出すだけで大いに盛り上がり、相手が技をすかすとブーイング…、あの雰囲気は全日本プロレスならではで最高です。
 ベテランも活躍できる場所が与えられているのが、全日本プロレスの素晴らしいところですし、また他に無い大きな魅力です。渕選手もずっと中堅レスラーとして頑張ってきましたが、それが本当に今報われていると思います。ファンとしてもうれしい限りです。

 

 第3試合、第4試合の6人タッグマッチは、全日本プロレスの名物と言われるだけあって、各選手が見事にそれぞれが見せ場を作っていたと思います。ゼウス選手とジェイク選手の感情むき出しの試合とそれに伴い各選手もしっかり仕事をする。秋山選手は登場するだけで貫禄があります。

 

 大型外国人3選手のトリオはいずれ全日本プロレスが誇る外国人トリオになるような気がします。まさか負けるとは思いませんでしたが、エヴォリューションの3人も本当にバランスの良いチームですね。

 

 

 

 休憩では渕選手がいるというアナウンスを聞いて、急いで売店へ。グッズを購入して渕選手と2ショットが撮れたのはうれしかったです。最近、大阪にも来ない時が多いですしね。

 

 その後の3大タイトルマッチはそれぞれ見せ場を作っていましたが、2日連続で大森選手が野村選手に負けたのは残念でした。
 今年は野村、青柳、ジェイク各選手の活躍は楽しみですね。

 

 そして、やはりメインイベントの三冠統一ヘビー級選手権試合、宮原健斗 VS KAIの大一番。
 私は正直、KAI選手が挑戦者だったので、それほど期待はしていなかったのですが、それが非常に良い試合になりました。
 王者としての宮原選手がここ最近試合内容も安定して相手の良いところも引き出すことができるようになってきたと思いますが、KAI選手も自分の持ち味を十分に出し、観衆も大いに盛り上がった試合になりました。

 

 それは試合中や試合後にも起こった「KAIコール」そして試合後、防衛した宮原選手を祝福するファンの歓声、宮原選手退場まで帰らずコールを送り続ける多くのファン達の様子が何よりも証明しているのでは無いかと思います。

 

 全体を通して、興行を一つのパッケージとして考えた時に、非常に良い物を見せてもらえたという気持ちで心地よく後楽園ホールを後にしました。
 後楽園ホールのファン達の温かい声援、超満員の観衆の盛り上がりも非常に重要な要素だと思います。
 全て含めた上で、全日本プロレスの後楽園ホール大会の完成度の高さを強く感じました。

 今年の全日本プロレスは宮原選手を中心に、若手の3選手(野村、青柳、ジェイク)がどこまで伸びてきてくれるのか?、そして諏訪魔、石川両選手も強さの象徴として君臨しています。大型外国人選手の存在感もますます目立ってくるでしょう。本当にこれからの全日本プロレスは注目です。

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 是非、契約して今の全日本プロレスをご覧下さい。

 

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