昨日はジャパンベースボールコンディショニング協会のセミナーに参加してきました。
ジャパンベースボールコンディショニング協会というのは、野球におけるコンディショニングコーチの普及活動を目的として活動している協会で、各チームに一人以上のコンディショニングコーチを…との願いがあるそうで、その趣旨は素晴らしいと思います。
ただ資格認定もされているみたいですが、それなりの高額な有料講義を受けることが求められており、それに関しては少し疑問を感じます。全体的に普及を目指すなら、もっと安い料金設定ができるのではないかと思います。
今回のセミナーは、朝から夕方まで分科会形式で行われ、3会場に分かれた講義の中から学びたい講義を選択して受ける形式でした。
主にフィジカル向けのトレーニング、動体視力、栄養学に分かれておりました。
私の方は、基本トレーニングについて受講しようと思っていたのですが、後半の内容は既に知識として持っている内容が多かったですので、栄養学を学びました。
動体視力も大変面白そうでしたので、受講したかったのですが致し方ありません。動体視力に関しては、下記の書籍が勧められていました。
また昨年、私が行ったトレーニンググッズの展示会でも紹介されていた動的視力を養うメガネも紹介されていました。
高額なものですが、チームに1個と考えると割安かもしれません。
私が最初に受講したのは「ウォーミングアップとクールダウンの方法」でした。
講師は長年オリックスでトレーナーとして活躍された安田さんでした。
タイトル通りというよりかは、実質ストレッチ(静的、動的含む)の種目の紹介がメインでしたので、タイトルの趣旨を考えると若干の違和感がありましたが内容はわかりやすいものでした。
そこで感じたことは、やはり野球選手にまず重要なのは「肩関節と股関節の柔軟性」でした。特に安田さんは肩甲骨の重要性をよくお話しされます。肩甲骨が動かないと肩の動きはスムーズには動かず、それが肩の可動域を制限するということですね。ですので、肩甲骨をよく動かすような種目の紹介が多かったです。
股関節に関しては言うまでもありませんが、先日私が紹介した西武ライオンズのようなものではなく股関節の動的柔軟性にきちんとスポットを当てた種目で、陸上選手でもやっているようなものでした。
今回紹介されていた内容に関しては、下記の書籍に書かれています。私も所有していますが、野球選手にとてもいいものですのでご参考にしてください。
ちょっと長くなったので、続きは次回。。。
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