今回の東京では念願であった、プロレスラー・川田利明選手が店長を務める「麺ジャラスK」に行ってきました。
今回こそは行こうと決めていましたので、敢えて東京の知り合いと会う予定は入れませんでした。
まず場所ですが、小田急小田原線の「成城学園前」という駅が最寄り駅となります。
同線の「新宿駅」からだと急行が出ていて、16分程で到着します。
そして、「成城学園前駅」からは徒歩でおおよそ15分程度かかります。
駅を出たら目の前にある駅の線路と交差した道を真っ直ぐ延々と10分強ほど歩いていって「世田谷通り」という国道を左に曲がれば暫くすると看板が見えます。
途中はそれなりの坂道もあり、行きは下りだが帰りは体力のない人だと少し疲れるでしょう。
確かに行くと決めていると行けないことも無いですが、新宿から往復(徒歩も入れて)1時間かかると考えると気軽に行けないかもしれません。
私はランチ時間に伺いました。
オープンしてすぐだったので、店に入ると私が一番目でした(笑)
入ると厨房から早速「いらっしゃいませ!」という聞き慣れた声が聞こえましたが、川田選手は見えません。
食券の自動販売機があり、何を食べようか迷いましたので、川田選手の奥さんと巷で言われている女性スタッフに聞いたら、昼はカレーとのセットがお得と言われました。
ラーメンが3種ほどあって、それを一品とカレーがサービスで付くそうです。一応、「麺とから揚げ」が開店当初話題になっていたので、下記のメニューを注文しました。
○煮干しラーメン(+トマト風味キーマカレー)
○から揚げハーフ
○ウーロン茶
ちなみに同店では川田選手のTシャツも販売されております。(3,000円)
(表)俺の王道
(裏)川田選手の絵
Tシャツを買うと川田選手と記念撮影もできるそうなので、こちらも購入。入った段階では私一人だったので、その方が良いと思い、早速料理の注文と共に購入の意思を伝えました。
誰もいない方が撮影しやすいかなと思い、先に撮影した方がいいか女性スタッフに聞くと、店長(川田選手)に奥で話したようで、その瞬間「料理前に…!?」という川田選手の声が聞こえました(笑)
しかし、ちょっとしたら厨房から川田選手が出てきてくれ、少し会話ができました。
ご丁寧に「Tシャツにサインを入れましょうか?」と言ってもらい、サインももらった後、記念に写真も撮りましたが、写真の出来栄えも確認するよう促してもらい「撮り直ししなくていいですか?」などと気配りもしてもらいました。
さて、料理を待っている間にお客さんも7名ほど入ってきました。
料理の方は出てくる時間は少し遅かったですが、一つ一つの料理を川田選手一人で自ら作ってるのだから仕方ないと思います。
と言うことで、出てきた順に正直な感想を…
私はから揚げの衣が結構好きなのですが、正直好きな衣ではありませんでした。
ケンタッキーのようなスパイスが効いてるのが好きなのですが、少しカレーのスパイスがふられているようです。
ただ、中の歯ごたえが少し変わっていて、衣の中が少し厚くて柔らかい独特の食感でした。
値段としては少し割高でしたので、一般的には余程好きじゃないと頼みづらいかな。。。
非常にあっさりした味のスープだったですが、麺にはよく味が絡んでいたと思います。
こてこての味が好きな人には物足りないかもしれませんが、非常に食べやすく醤油の味が効いた味わいでした。
スープももちろん飲み干しましたが、飲みやすく、私としては良かったと思います。
○トマト風味キーマカレー
キーマカレーって何か、今調べたらひき肉を使ったカレーだそうです。
こちらも非常にあっさりとした味で、あまりカレーを食べてる感じはしませんでした。
私は正直カレーをほとんど食べないのでよくわからないのですが、ラーメンとのセットと言う見方ですると食べやすいライスメニューで具もあるのだからいいサービスだと思います。
単独でメニューがあるのかはわかりませんが、単独メニューだと厳しいかな。
最後は女性スタッフにお礼のご挨拶をして出ましたが、厨房からも川田選手のお礼の声が何度も聞こえてきて、お二人で切り盛りしているみたいですが、非常に好意的な接客をして頂きました。
まあ揚げ足を取るなら、テーブルにティッシュくらいは置いといた方が良いですが…(笑)
川田選手はプロレスラーとして引退はしていません。
しかし今は料理店の店長として、自ら料理を作り、メニューを試行錯誤考えながら飲食業を営んでおります。
あれだけの凄い戦いを続けてきた川田選手が今はこのような人生を送られていることが良いことなのか、よくわかりません。
ただ私はあれだけの凄い試合の数々を見させて頂き、また全日本プロレス最大の分裂危機の際も川田選手と渕選手は全日本プロレスに残ってくれた、ファンとしてその恩も忘れてません。
特に阪神大震災の2日後にあった大阪での小橋建太選手との三冠統一ヘビー級選手権の60分フルタイム引き分けは未だに忘れられないものであり、関西ファンに勇気と希望を与えて頂きました。
川田選手がこのまま第2の人生を飲食業で継続していくなら、どうか川田選手の戦いから勇気をもらったファンの方々はお店を支えてあげてほしいと思います。
私も東京に出向いた際、可能な時には何度も足を運んでみたいと思います。
ちなみに私が川田選手の試合で一番と言っていいくらい好きな試合はこの試合です。これは凄い試合だと思いますよ。
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