ロンドン・オリンピックもいよいよ終盤。
昨日は、吉田沙保里選手の3大会連続の金メダルや女子サッカーの決勝戦など大いに盛り上がった日でした。
吉田選手の決勝戦は深夜3時過ぎでしたが、たまたまその時間帯に目を覚ましたので生で見ておりました。
落ち着いた試合運びで確実にポイントを獲得していた王者らしい試合だったと思います。
驚いたのは、深夜3時過ぎであったのに視聴率が21%もあったそうです。
試合時間が短いので、見やすかったのでしょうか。。。続けて行われた女子サッカーも19%、早朝になると24%だったそうで、日本中が注目した試合だったことが数字でも頷けます。
その中、私が応援していた女子レスリングの浜口京子選手は残念ながら1回戦敗退で女子レスリングで唯一メダルを獲得できず、他の4選手が金メダルを獲得したため、一人取り残されてしまったのが気の毒でした。
試合は1回戦から見ましたが、素人目から見ても実力差がはっきりしていたように見えました。
これが本当に実力なのか、それとも普段の力が出せなかったのかはわかりません。ただ、第1ピリオドを先取され、第2ピリオドが同ポイントながら最後にポイントを取ったのが浜口選手であったために同点、延長も運よく浜口選手の優位なポジションからのスタートだったにも関わらず切り替えされ負けてしまった点を考えると、逆に見ている私も敗戦は仕方ないと感じましたし、運よく勝っても勝ち続けられないのでは…と感じるものでした。
浜口選手は、アニマル浜口の娘ということもあり、小さな時からレスリングに取り組んでいたことはプロレスの週刊誌などで知っていました。
初めてのオリンピックの際は、金メダル候補だったと思います。そこでまさかの銅メダルになってから、浜口選手より吉田選手や伊調選手の方が話題になり、いつしかアニマル浜口との親子に着目されるようになっていました。
この親子がレスリング界に話題を振りまいてくれたのは、マイナーな女子レスリングにとっては良かったと思いますが、京子選手にとってはどうだったのかはわかりません。
何とか金メダルで有終の美を飾らせてあげたかったですが、もう力は衰えていたのかもしれません。
ただ、これまで最も体重の多い階級で日本のエースとして頑張ってきた彼女の功績は素晴らしいものだと思います。
アニマル浜口親子に関しては、下記の記事をおススメします。
アニマル浜口氏の説教の言葉は個人的に説得力あると思います。
浜口京子とアニマル浜口氏、父娘の絆にもらい泣き=ロンドン取材日記(スポーツナビ) – ロンドンオリンピック Yahoo!スポーツ×スポーツナビ
ただ、もう引退させてあげて欲しいような気がします。
「まだレスリングシューズを脱ぎたくない」と話した京子選手の本当の真意は、今後わかることだと思います。
今はただ、今回の敗退があったにせよ、これまで頑張ってきたレスリング生活での努力を考えると胸を張って帰国して欲しいと思います。
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