本日は、神戸大学の学園祭「六甲祭」で行われた『藤岡弘、講演会』に行ってきました。
学生中心相手に藤岡さんがどんな話をするのか、どんな人達が藤岡さんの話を聞きに来るのか、とても楽しみでした。
当日は、13時30分開場、14時開演でしたので、開場時間に合わせて現地に到着すると、会場前では既に長蛇の列が並んでいました。開場前に何百人という人達が列を成していたのには驚きました。管理していた学生の話では、私の辺りでは入場できない可能性もありますと言われ、正直焦りました(笑)
何とか入場することはでき、2階席にぎりぎり座ることができました。
開始時には、通路にまで人が通れないほどぎっしり埋まるくらい盛況で、7割方は大学生だったと思います。正直、藤岡さんの人気に驚き、うれしかったのですが、講演中はあまり見たくない光景に…。
そして、講演会スタート。
まずは、藤岡さんのオリジナルDVDが流されました。
まずはボランティアで各国で写してきた写真が音楽と共に紹介されました。
その後に、藤岡さんが日本刀で巻き藁を斬る映像が10分ほど流されました。驚いたことは、この映像の際の藤岡さんの真面目な演技に、また延々と続く光景に学生たちに笑いが起こっていたこと。あれは失礼。年齢差を否定しないが、さすがに常識を知るべきだと思う。真面目な人を茶化すような光景は私は無性に腹が立つ。まあ、確かに何度も流されていたのが面白かったのだろうが…(笑)
巻き藁2本を斬った映像の時は、どよめきが起こってましたね。
ちなみに同映像は、以前参加した藤岡弘トークショーでも流されたが、その時は当然笑いなど起こらなかった。
そして、映像が終わり、いよいよ藤岡さんの登場です。
司会者の「それでは、藤岡弘さんの退場です。(場内爆笑)」の声と共に藤岡さんが現れました。
藤岡さんは俳優としてのオーラが出ている。館内は歓声が起こりました。
と、ここまでは良かったのですが・・・(笑)
私はてっきり司会者とのトークで物事が進むとばかり思ってましたが、後援会ですから、藤岡さんの熱弁がスタートするのですが、良いことを話してくれているのですが、難しい用語と抽象的な話を熱く延々と語り続けたために学生たちが一気にトーンダウン。いつしか、席を立つ人が増え、通路には人がほとんどいなくなってしまいました。(席を立つ人は少なかったですが・・・)
講演の注意書きには、『公演中の入退室はご遠慮ください。』と書いているにもかかわらず、ここでもマナーを守れない人間の多さに少し腹立たしさを感じました。
藤岡さんの話は、どんどん話が膨らんできて収拾がつかなくなることがあるので(笑)、本当は司会者が上手く先導してもらうほうがいいと思いますから、これに関しては藤岡さんにも少し責任はあるかな・・・。
まあ、藤岡さんが言いたかったことを私が簡潔にまとめましょう。
『人間は、利己主義、煩悩など自分だけの利益を考えて行動せず、周りへの愛情、思いやりを持って行動しましょう。』ということを延々と話していたと思います(笑)
恐らく予定時間をオーバーしている中(途中で学生がメッセージ書いた紙を届けていた)、質問コーナーがスタート。ここでようやく楽しい雰囲気になったのだが…。
二つ目の質問で、「藤岡さんが最も認めている平成ライダーはどのライダーですか?」というちょっと野暮な質問がでました。藤岡さんが平成ライダーを知っているはずは無いと思うが、その若者にとっては興味があったのだろう。
ここでも藤岡節が炸裂(笑)
突然、話が最近のテレビ事情について語り出し、また上記の結論のような「テレビやマスコミが利益主義に走ると…」みたいな展開に。。。
その回答に不満だった質問者が「結局、どのライダーもだめなんですか・・・」みたいな不貞腐れた態度を出す始末。
やはり、藤岡さんと対等に話せる司会者が必要だ(笑)
ここで、司会者が「そろそろお時間の方が…」と言いだしたところ、藤岡さんは「他の方は?」と講演会を止める気配なし(笑)
しかし、この最後の質問者はいい質問をしてくれました。
ズバリ、「藤岡弘、探検シリーズをまたやってくれないんですか?」。
藤岡弘探検シリーズの話が出た時に、会場の反応が良かったのが印象的。今の学生の世代は見てくれていたのだろう。
ここでも藤岡節炸裂したのですが、節々を聞くと、やはりテレビ局側やスポンサーの問題で番組ができないようだ。非常に残念ですが、そうはっきりした方が私の中でも諦めがつきます。
ただ、藤岡さんは63歳になってもまだ探検はしたいそうなので安心しました。
ちなみに一緒に探検に行った弟子も今日来てますと言っていたので、渡辺隊員が来ていたのかも。。。
そして、最後の締めも藤岡節炸裂で5分くらい話してました(笑)
しかも、まだまだ話し足りないということを連発していました(笑)
最後は大きな拍手を持って、藤岡さんの講演会は終了しました。
私は藤岡さんの話はこうなることは想像できたので大丈夫でしたが、学生たちにとっては正直きつかったと思います。
ただ、その中で藤岡さんの言葉をところどころでも心に残ってくれていたら、うれしく思います。
私も書いているうちに、藤岡さん並みに長くなってしまいました(笑)
また、個人的な感想は明日にでも。
藤岡弘さんの講演会と言う企画をしてくれた、また運営や指揮を精力的に行っていた神戸大学の学生たちに感謝します。
そして、藤岡隊長もどんどん精力的に活躍して頂き、私たちに夢や希望を与えてほしいと思います。
感謝!!
コメント