少年期にメディシンボールトレーニングを行うことの是非に関する私見




先日と引き続き、会報誌の記事より・・・。

同誌の「少年野球の選手のためのプレシーズンのトレーニング」という記事において、メディシンボールトレーニングについて書かれています。

メディシンボールトレーニングとは、1kg~5kg程度のサッカーボール程度のボールを全身運動で投げたり、持ち上げたりするトレーニングです。

メディシンボールトレーニングに関しては、野球というスポーツにとって、とても有意義なトレーニングであると私は思います。同トレーニングは、全身の筋肉を使って、筋肉を伸ばし、一気に縮めることにより大きな力を発揮するものであり(ストレッチ-ショートニング サイクル)、これが野球においては非常に大切であり、全身のパワーを発揮する能力を養うことに非常に適したトレーニングであるからです。

但し、少年期にこのような瞬発力(パワー)を養うプライオメトリクストレーニングは行うべきではないという話をよく聞きます。(低負荷なら可能ですが・・・)

骨がまだ柔らかい少年期の体で全身のパワーを使うような負荷を与えることは、体を痛めつけかねないという理論でしょう。

 

同誌のコーナーでは、アメリカの選手に対して、下記のような提案がなされています。

○7~9歳 → 0.9kg ~ 2.7kg

 ○10~14歳 → 1.8kg~3.6kg

kg単位が中途半端なのは、アメリカがポンド単位で設定されているからです。

もちろん、同じ年齢でも体力の違いがあるので、重量の設定は違いますから気をつけなければなりません。

そして、上記の重量で、

週2~3回、6~10レップ、2セット、セット間休息60~90秒

この設定から推測すると、少年期でありながら結構な負荷を与えていることになります。

 

ただ、これを行っている選手がいるということは、必ずしも負担が大きいからといって行ってはいけないということでは無いでしょう。

 

私の意見としては、まず1kgのような軽いボールから始めていけば、少年期でもメディシンボールトレーニングを行っていいと思います。

 そして、各種目のフォームをしっかり身に付け、それが安定した段階で次の2kgなどの重量にレベルを上げていけばよいと判断します。

このトレーニングは、投手にも打者にも非常に有効なトレーニングなので、是非取り入れて欲しいですね。

 




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