【イベントレポート】ささきいさお生誕75周年カラオケ大会に行ってきました。

 昨日は「ささきいさお生誕75周年カラオケ大会」を見に東京まで行ってきました。
 同イベントの事は告知以外詳しくわからなかったのですが、下記の記事を見て、ささきいさおさんの1時間程度のミニステージもあると知りました。

 

https://thepage.jp/detail/20170508-00000004-wordleaf

 ここ最近は関西地区でのささきさんの単独ステージもあまり無く、定期的にあの歌声を聴きたいと思い、今回行く決心をしました。

 私がチケットを購入した時は既にスタンディングしか販売していなかったので、スタンディングエリアでの観覧になりました。
 場所はこじんまりした会場でしたが、人はぎっしり。TVカメラなども入っていました。(情報番組のコーナーで紹介されていたようです。)

 まずは司会のショッカーO野さんが登場し、いつもの慣れた掛け合いでスタート。
 参加者は500人くらいのエントリーから選ばれた16組が登場されました。それにしても、そんなにエントリーしてたとは…。
 ちなみにエントリー曲で一番多かった曲は「新造人間キャシャーン」だったそうで、今回の16組の中でも3組が同曲でした。

 そして、一部のカラオケ大会の始まり。
 私が驚いたのは選ばれた方々の年齢層の広さです。てっきり私より上の方が多いのかと思っていたら家族での参加の方など20~年配の方まで幅広かったところです。女性の方も3組おられました。(家族参加除く)
 それぞれのささきさんへの想いをこめて、歌を歌われている姿を見ると、本当にささきさんの歌は多くの方々に愛されているのだと再認識しました。あの歌声を聴いたら世代を超えて好かれるのはわかります。例えば、YOUTUBEのコメントを見てても絶賛の嵐であることもその証明のような気がします。
 ささきさんの歌に忠実に歌おうとする人、キーを変えたり、デュエットでハモったり、パフォーマンスをしたり、個性を出して歌う人、皆それぞれのやり方で歌の良さを表現されていました。
 やはり、その中でも家族で歌われた「進めゴレンジャー」なんかは皆絶賛していましたね。今もなお続く戦隊シリーズの元祖ですし、これからも歌い継がれていくでしょう。それを今の小さな子も歌う様子は、やはりうれしいものです。こうやって作品と歌が後世にも残されていけば、それと同時にささきさんの功績も語り継がれる訳です。そして、それこそがアニソンの魅力の一つかもしれませんね。その為には作品を大事にしなければなりません。ささきさんの歌には、与えられた歌を大切にする気持ちが伝わってきます。だから、生で聴いているとものすごく心地が良いんですよね。それは、これから再放送で見るだろう世代にも伝わるでしょう。「あっ、テレビと同じ!」みたいな…。

 全員が歌い終わった後、審査員の方々が審査に入り、第二部のささきいさおさんのステージが始まりました。
 今回は1時間という非常に短い中でした。まあそれを覚悟で私も行ってる訳ですから、私の好きな「ゲッターロボ」や「銀河鉄道999」が外れなければ…みたいな感じでじっくり楽しめました。色んな歌があると色んな歌を歌って欲しいと思って、出てくるまで焦るんですよね(笑)。「あの歌も歌ってくれないかな…」みたいな欲がいっぱい出てくるんです。

 という事で皆さんも気になるセットリスト全13曲を順に追いながら…。

 1.宇宙戦艦ヤマト
 2.星のペンダント(「ヤマトよ永遠に」挿入歌?)

 最初はヤマトからスタート。早速の定番曲に、大王降臨っていう雰囲気が一気に会場に膨れ上がりました。もう抜群の安定感です。
 その後は「真っ赤なスカーフ」ではなく、いつも歌わない歌も入れながら…ということで映画の挿入歌です。でも実際はボーカル部分は使われなかったとか?

 3.銀河鉄道999
 4.銀河鉄道は遥かなり
 5.銀河の煌

 ここで999特集。本当に何回聴いても、ささきさんの「銀河鉄道999」は最高の名曲です。歌う歌は全部好きですが(笑)、この999は本当に別格というか、広大な心の広さや希望や夢にあふれた歌詞、それにあったメロディー、そして何よりささきさんの歌詞が伝わる丁寧な歌い方、重みのある声質…すべてが絡み合った本当に名曲で大好きです。1日に何回歌われても飽きません(笑)。もうこれだけでも最高です。
 銀河鉄道物語のエンディングテーマは作詞・作曲が今回の審査員としても登場された高取ヒデアキさんの作品だったらしいので今回選曲されたのかもしれません。

 6.ミッドナイトデカレンジャー(特捜戦隊デカレンジャーED)
 7.秘密戦隊ゴレンジャー(秘密戦隊ゴレンジャーED)
 8.ジャッカー電撃隊

 安定の戦隊ヒーロー特集です。ミッドナイトデカレンジャーは「10 YEARS AFTER」バージョン?でした。
 最近は私の好きな「ジャッカー電撃隊」もよく歌って頂けるので、選曲されていて嬉しかったです。てっきり7曲目がゴレンジャーだったので諦めてました(笑)。多分、コーラス入りカラオケでフルを生で聴いたのは初めてだと思います。あのコーラスとセットだと余計に魅力が増す歌です。

 9.今の向こうの今を

 ささきさんのデビュー55周年の記念曲です。
 私はCDを買って、この歌を聴いているとどんどん歌の魅力がわかりました。歌詞にある「だから時々会いに行こう」という部分を聴くと、ささきさんの歌を聴きに行きたくなります(笑)。そしてもっとささきさんの歌を多くの人達に語っていきたいですね。

 10.ゲッターロボ
 11.とべ! グレンダイザー

 ここでロボットコーナー。大好きな「ゲッターロボ」が来ました!
 今日は特に大王ノリノリだったように思います。ある程度、曲数歌ってたからウォーミングアップばっちりって感じだったのかな?
 あのノリのいいテンポの歌を全く当時と変わらず歌いこなすことが本当に凄いです。そして、ゲッターロボは本当に皆が盛り上がります。いつまでも歌い続けて頂きたいです。今でも歌って頂けることに感謝しています。ゲッターロボの歌は大好きです。

 12.君の青春は輝いているか(超人機メタルダー主題歌)

 昨年のニコ生もそうでしたし、55周年ライブもそうでしたが、最近最後に持ってくることが多いですね。
 同曲は昔、生で聴きたかった歌ですが、最近はよく聞けるので嬉しいです。「説教くさい」という誉め言葉がある歌ですが、それがあのささきさんの歌声で歌われるから、その一言一言が凄く聞く方に伝わります。「人間の心は宇宙より広い」というメッセージは、あのささきさんの歌声で表現されるからこそ名曲になるのだと感じます。いかに作品を良くするのは歌手であるかがわかります。そう考えると、どの歌もささきさんが歌うからこそより価値が上がるように思えて仕方ありません。

 13.宇宙戦艦ヤマト

 司会のショッカーO野さんがもう一曲、皆で盛り上がりましょう。という事で、もう一度宇宙戦艦ヤマトを…。
 皆で歌いたいのですが、ささきさんの歌に被せるのは遠慮してしまう…という不思議な空気だったように思います。一緒に歌いたいけど、ささきさんの歌を隠したくないみたいな心境が皆にありそうな感じに見えました(笑)。
 そして歌い終わった時に大拍手、歓声。
 いつも言う事ですが、歌っている最中、歌い終わった後の観衆のリアクションで皆の満足度がわかります。ささきさんのイベントに出て、いつも感じるのがこの満足度の高さ、皆さんの嬉しそうな笑顔です。歌を聴き終わった後に、あれだけ多くの人達に笑顔が溢れているシーンをいつも見ると私も嬉しく思います。本当に参加できて良かったと…。

 そして、二部終了後、もう一度エントリー16組の方々がステージに登場しました。
 グランプリ以外で特別賞2組、ささきいさお賞?1組が急きょ選ばれました。
 グランプリの方はささきさんと一緒にレコーディングするそうですよ。その音源はその方のみの一品…となるのかな?

 イベント終了後、いつも感じることは、ささきさんのイベントは一緒に参加してるスタッフ、裏方皆さんのいさお愛を感じるところです。本当に皆が色んなことを考え、またささきさんを支えているのだと思います。それだけ尊敬の念が無いとなかなかできないことだと思います。
 そして、いつものように素晴らしい歌声で魅了してくれました、ささきさんにはいつも感謝です。本当にあの歌の数々を聴いていると、その歌詞にあるように勇気や夢や希望なんかがもう一度自分の中で燃えてくるように思います。そして、高齢の(失礼(笑))ささきさんがここまでの力を見せてくれるのだから自分ももっと頑張らないと…と思わせてくれるわけです。だから、イベントに参加すると色んな価値があるように思えて、思わず東京まで行ってしまうのでしょうね。

 願わくば、関西にももっと来て頂きたい。またショッピングモールで一般の人達にもあの歌声で盛り上げて欲しい。
 欲を言えばキリがありませんが、どうかささきいさおさんにはいつまでも元気で私達に歌を届けて頂きたいです。ファンとしてわがままは言いません。何かイベントがあれば、可能な限りこれからも参加できればと思います。
 そんなイベントに携わるすべての方に感謝し、また次回のイベントも期待しております。
 ささきいさおさんには長きの間、ファンを、歌を大切にし歌い続けて頂けることに最大の敬意を表します。本当にありがとうございます。

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