本日はジャイアント馬場さんの命日です。

スポーツ

 毎年1月の末日を迎えると、ジャイアント馬場さんの命日であることを思い出すと共に馬場さんから大きな影響を受けた私も自分自身を省みる時間を作ってもらっているように思います。
 私がブログを書くようになってかなり経ちますが、毎年のようにこの日は馬場さんの事を思い出す記事を書くようにしており、未だに継続しています。それはやはり私が人生で最も影響を受け、尊敬している方を思い出し忘れないようにするためです。

 昨年はジャイアント馬場さんの故郷である新潟県三条市の名誉市民に選ばれました。
 それに至るまでには関係者の方々の努力もあったことは容易に想像できますし、亡くなられて18年が経つ今でさえ、その気持ちを忘れていない方々も多いのだと強く感じます。

 改めて馬場さんの偉大なことはたくさんありますが、未だに強く思う事、憧れることは強いリーダーシップも持った方だったことでしょう。
 未だにプロレス界は分裂を繰り返し、その度に応援しているファンが悲しむ状況が生まれています。それには様々な個々人の要因がある訳ですから一概に批判もできませんが、少なくともファンとしては応援する気が無くなるのも理解できるはずです。
 もちろん、馬場さんが率いた全日本プロレスでも離脱した選手はいました。しかし、多くの選手達は馬場さんについていき、またその選手たちはファンのためにリングで素晴らしい姿を見せてくれました。それは試合内容だけでなく、スポーツマンとしてのふるまいもそうでした。特に1990年代の全日本プロレスのスポーツライクな姿には多くの人達が感銘を受け、テレビ放送も深夜枠、マスコミもそれほど取り上げていない中で多くの観衆を会場に集めました。私自身も大阪で行われた際はほぼ確実に会場に足を運び、その度に大きな興奮と明日への活力をもらっていました。嫌な事があっても全日本プロレスの選手の過酷な中での戦いを見たら気持ちを入れ替えられました。

 私もそれなりの年齢になり、リーダーシップ性を発揮しないといけないシーンも増えました。多くの人達を抱える組織になると当然人それぞれ感性が違います。すべての人に対して100%の満足を与えられる訳ではありません。そんな中を率いる長としては、理路整然とした姿勢が求められると思いますし、何より自分勝手な振る舞いをしていれば誰も付いてこないはずです。
 馬場さんが率いた全日本プロレスには外国人選手の多くが契約を求め、また多くの外国人選手が長期間にわたり全日本プロレスに来日しました。それも馬場さんとの信頼関係に基づいたものだと言われています。

 人との信頼関係を築くのに最も不適切なものは「約束を破ること」だと思います。
 自分自身のエゴやわがままで安易に人との約束、またお世話になって人への配慮などを持たない人は非常に多いような気がします。
 今の私は正直なところ、そういう輩には「目には目を…」で良いと考えています。ただ、きちんと約束を守ってる人に対して、また誰に対しても自分自身が裏切られない限りは約束事は不意に忘れてない限り(笑)守っていこうと思っています。
 昨年も自己都合で組織を振り回し、人への恩義もクソもないような人達の姿を見ました。そういうのを目の当たりにし、自分自身も本当にこんな中にいていいのか?と自問自答をすることもありました。本当にそういう世界にはうんざりです。

 世の中は自分一人では生きられません。多くの人々が社会を形成している以上、その中で多くの人達と協力していく以上、約束を守らなければなりません。
 これから私もまだまだ老若男女問わず、多くの人達と接していき、ビジネスなのかスポーツなのか私生活なのかわかりませんが、接する人たちが皆、幸せになれる環境を作っていきたいと願っています。
 
 それを達する過程の中で馬場さんのエピソードなどを参考にしたいと思っています。
 今の年齢になってプロレスラーやアスリートとしてではなく、社会人としてリーダーとしての馬場さんに興味があります。だからこそ、過去のインタビュー記事やエピソードなんかを知り、新たな部分での発見、学びを求めたい気持ちもあります。

 私自身も馬場さんを忘れないようにこれからもしていこうと思います。少しでも近づけるために…。

 今日はこの映像で。。。
 入場テーマの「王者の魂」も名曲。ランニングネックブリーカードロップも好きな技でした。

 

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