【スポーツ本レビュー】エディー・ジョーンズとの対話 コーチングとは「信じること」

スポーツ

先日のラグビー日本代表のワールドカップの快進撃は今年のスポーツ界の最大のニュースだったかもしれません。
何しろ、過去のW杯において1勝することもままならなかった日本代表が3勝しただけでなく、あり得ないと言われた南アフリカにも勝ってしまった訳ですから。。。
私はラグビーに精通している訳ではありませんが、野球というスポーツを指導する者としては野球からではなく他スポーツの指導者からも学べるべきことはたくさんあることは当たり前ですし、決してブームだから読みたいと思ったのではなく、多くのレビューを見ていてもこのエディー・ジョーンズという人物に大変興味を持ったからこそ、何かしらの本を読んでみたいと思いました。
そしてAmazonで探したら、Kindleでかつ50%のポイントまで付くというお得感から軽い気持ちでこの本を選んだ訳です。

正直まだすべてを読んだわけではありませんが、あまりにも目から鱗な話があり大変驚きました。
エディー氏は大変な読書家で、かつラグビーのヘッドコーチでありながら、他のスポーツにもかなり精通していて、それぞれの種目の指導者についても詳細を説明できるほどの熱心な方であったようです。
それでいて、コーチング理論なども含めた組織をまとめることにも勤勉のようです。

私はスポーツ理論については、それなりに勉強しました。
例えば、野球界で指導法について革新的な存在と言われる元巨人の桑田真澄氏がいますが、桑田氏の理論は決して彼の本人の理論ではなく、あくまでスポーツ指導者としてスポーツを学んだ者として極めて当たり前のことを話しています。ただ野球というスポーツは特殊なジャンルで独自の文化で育ち、スポーツ界の常識から逸脱している感のある種目だからこそ桑田氏の話が希有に思われています。もちろん、野球関係者からマスコミまでおかしなことと分かっていても変えようとしない環境下でそのような発言をする桑田氏は立派だとは思いますが…。

では、エディー氏の話は…というと、スポーツ理論だけでなく非常に様々な視点から、スポーツ、リーダーシップ、組織論など独特で、私にとっては勉強になることばかりでした。
どうして、そこまで結果が出せたのか?それは偶然ではなく必然であるのだと認識させられました。

今後読み進めるのが大変楽しみです。
この本から学んだことは、随時紹介したいくらいです。

【私のオススメ度】 ⇨5.0

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