全日本プロレス ジャイアント馬場十七回忌特別興行を観戦しました。




  •  一昨日になりますが、私は「全日本プロレス ジャイアント馬場十七回忌特別興行」を観戦するために東京の後楽園ホールまで行ってきました。
    そもそも金銭的な余裕もありませんし、当初は観戦に行く予定ではありませんでした。ただ、時期が近づいてくるに連れ、やはり”ジャイアント馬場”の名前がつくプロレス興行が行われることを考えると、やはり観戦しておかないと後悔するのでは…という気分が高まってきて、東京まで行くことを決心した次第です。

    当日の東京での動きは長文になるので、ここでは割愛します。
    後楽園ホールに着いたのは開場の15分前程でした。1階はまだ閑散としていましたが、会場のある5階へ上がると入場を待つファンがたくさんエレベーターホールにいました。
    私はファンクラブに入会しているので会場の10分前に入場できましたので、すぐに数量限定のパンフレットを購入し、特別で飾られていたジャイアント馬場等身大フィギュアを撮影しておきました。

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    また会長、OBの小橋建太さんから花束が贈られておりました。

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    私はどうしてもお客さんの入りが気になって仕方ないのですが、試合開始直前にはほとんどの席が埋まり、紛れもない超満員のファンが集まりました。

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    超満員のファンで作り上げる雰囲気は第一試合から大変良く、新人レスラー達に大いに声援をし、また元全日本プロレスのベテランレスラー井上選手には多くの声援が飛び、和やかな雰囲気のまま「ジャイアント馬場追悼セレモニー」を迎えました。

    まずはビジョンで馬場さんのハイライト映像が流れ、ナレーションは懐かしい若林アナウンサーでした。
    ハイライト映像終了後、馬場さんの入場テーマである「王者の魂」が流れ、全日本プロレス所属レスラーと馬場元子さんが入場しリングを囲んで整列した後、ファンと共に1分間の黙とうが捧げられました。
    黙祷後、馬場さんのビジョンを見つめる秋山選手が印象的でした。

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    その後は、木原リングアナウンサーのリングコールと共に再び「王者の魂」が流れ、全レスラーが退場していきました。
    もう少し特別ゲストなど演出があって欲しかったし、残念ではありましたが、このような質素なセレモニーもある意味、馬場さんにあっていたのかもしれません。
    黙とうで立ったままのファンがそのままスタンディングオベーションのような形で「王者の魂」と共に手拍子を送り続けていたのが印象的でした。

    セレモニーに続いて、注目の3試合が続きます。
    第4試合の「新崎人生、TARU VS 太陽ケア、相島」の試合は、なかなか感慨深いものがありました。
    新崎人生選手はみちのくプロレスの選手でありながら馬場さんには大変敬意を表してきた選手です。馬場さんが亡くなった後、全日本プロレスが分裂し最大の危機を迎えた際も助っ人でフル参戦してくれました。試合後にリング中央でいつまでも手を合わしていていたシーンが心に残っています。

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    またW-1に移った太陽ケア選手も久し振りに全日本プロレスのリングに上がりました。意外と声援は少なかったですが、所々で「おかえり!」の声も飛んでいました。試合後は和田江rフリーとも握手を交わすなど旧交を温めていたことが良かったです。

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    第5試合の「天龍源一郎、曙、ウルティモ・ドラゴンVS諏訪魔、青木、佐藤」の試合の注目は何と言っても天龍VS諏訪魔の初対決。
    全日本プロレスのエース諏訪魔選手が自身のあこがれのレスラーであり、全日本プロレスの偉大な先輩である天龍選手と戦う。その構図の中、64歳の天龍選手がいかにして諏訪魔選手の攻撃を捌くか注目されました。

    もう足も腰もあまり動けない天龍選手ですが、パンチとチョップだけで諏訪魔選手とやり合い、ファンを盛り上げたのは流石でした。一方、諏訪魔選手も天龍選手が耐えられるべきところに思いっきりチョップを遠慮なく打ち込んでいたのも立派でした。

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    試合後はしっかり両者握手をして検討を称えあう姿に年齢の離れた新旧の全日本プロレスの主力選手の交流を見れたことに感銘を受けました。

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    第6試合の今大会のメインイベントは「秋山準、大森隆男、渕正信 VS 潮崎豪、宮原健斗、鈴木鼓太郎」の試合でした。
    全日本プロレス名物と言われた6人タッグマッチという定番を敢えてこの記念すべき大会に持ってきており、尚且つ「ジャイアント馬場の愛弟子」VS「ジャイアント馬場を体感できなかった世代」というテーマもある試合でした。
    コーナーに立った時に秋山組の扇の要に渕選手を置いていたことにもわかる通り、大ベテランで全日本プロレス一筋の渕正信選手が主役となる試合となりました。

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    昔は関節技等のいやらしい技であえて対戦相手である若手選手に声援が集まるように演じてきた渕選手が61歳という大ベテランとなり、今回の試合は若手選手の攻めに耐えることでファンの声援を集めるという展開となりました。逆に潮崎選手たちが渕選手に声援が集まるように厳しい攻めを敢えてしていたのが、とても印象的でした。

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    渕選手が大いに盛り上げ、「フッチーコール」も何度も起こる試合展開で盛り上がりましたが、その一方で大森選手や宮原選手、鈴木選手が登場すると会場の声援が少し減るシーンがあったのもある意味現実の厳しさも見えたように思います。

    試合は秋山選手が鈴木選手をフォールして、秋山組の勝利。

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    最後は秋山選手と渕選手がマイクを持ってファンの皆さんに挨拶をし、再び最後に「王者の魂」が流れて興行はエンディングを迎えました。
    残念ながら3回流れた「王者の魂」でしたが、大馬場コールが起こることはありませんでした。ある意味、馬場さんが亡くなられて16年が経ちファンも変わってきているのだと痛感しました。簡単に16年と言いますが、月日が経つのは本当に短く、そして周りの環境も変わっていることを再認識します。

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    試合後は、ジャイアント馬場さんがアメリカ遠征時代によく聞いていたと言われる坂本九さんの「上を向いて歩こう」が会場内に流れ、ビジョンでは無音声で馬場さんのハイライトが再び流れておりました。それを名残惜しそうに席を立たずに見ているファンが多かったことも印象に残っています。それだけ今回のプロレス興行の居心地が良かったということでしょう。

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    長くなったので、大会後の感想はまた次回に…。




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