映画「平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊」を観ました。




 大変遅れました(笑)
 ここ最近の忙しさでなかなか時間が取れない毎日が続きました。この映画を観て、色んな意味で自分自身を見つめなおさないといけないなと思うこともありました。

 同映画は、もっと前に観ていたのですが感想は今になってしまいました。
 映画自体観にいくのは、多分山本正之さんの主題歌が流れるという理由だけで観にいった実写版の「ヤッターマン」以来だと思います。家に3Dテレビを買ってからは、もっぱら家で3Dブルーレイを購入して観るようになっていました。
 しかし、今回は何と言っても私の念願だった、藤岡弘、さんが38年振りに仮面ライダー1号こと本郷猛役として出演されることが久し振りに映画館に足を運ばせた要因でした。
 
 映画を観る前に気になっていたのは、以下の二点。

 ①藤岡弘、さんの演技はいかがなものか?
 ②仮面ライダー同士が戦うという意味不明なストーリー設定への不安

 まず②から・・・(ここからはネタバレ要素がありますので、映画をこれから観る人は注意して下さい。)

 正直な話、あまりにも無茶苦茶なストーリー設定に幻滅したのが正直な感想です。
 今回のストーリーは、地球内に存在する死の世界の者達が地上に進出してくるという設定だったのですが、そもそも昭和ライダーと平成ライダーが対立している設定が「死の世界の人達が地上に出てくることになったのは、平成ライダーの死者への同情心という甘い心が原因」などと意味不明なことを昭和ライダーが話していました。そんなシーンすら無かったので、かなりの言い掛かりで、迷惑極まりない屁理屈です。
 それで昭和ライダーと平成ライダーが会う度に何かケンカもどきの戦いが始まります。

 しかし、ある既に亡くなった男の子の思いのために、突然昭和ライダーと平成ライダーが協力し合い、敵を倒します。
 これで一件落着かと思ったら、本郷猛の一言(後述します)で再び戦い(ケンカ?)が始まります。
 そして、例のファンの投票によるどちらかが勝つかの結末は、平成ライダーの勝利になるのですが、その理由が「花一輪を傷つけないために、敢えて仮面ライダー1号のライダーキックを食らったから」という微妙な理由で1号ライダーが負けを認めることを言及したからだった。
 とにかく、どうしてそんな野暮な戦いが必要なのか、さっぱりわからん。
 
 原作者である故・石ノ森章太郎さんは、仮面ライダーを作った時、このような利己主義的な戦いのために改造人間になった設定などしていないはずです。正義のために、弱きを救うために改造を受けた体を武器に悪と戦うことがコンセプトだと思います。
 この映画のストーリーを観て、改めて物語の意義よりただの客寄せの話題づくりという観る側を意識するのではなく、売り側の都合が勝つ映画に見えました。そういう意味では嫌悪感を感じたし、これまで苦労をしてここまで日本を代表するヒーローキャラクターに育てた仮面ライダーを、その人気を利用した金儲けに利用した陳腐な映画に思えたのが正直な思いです。

 そして、私が最も期待した藤岡さんの演技です。

 藤岡さんは映画の最初と最後に本人の姿として出てきました。
 どちらも変身シーンがあったことは非常に良かったです。近年たまにテレビ番組で披露する例のためがたっぷりの変身ポーズなのですが、それでも気迫たっぷりで熟練度を増した変身ポーズという感じで違和感はありませんでした。
 ちなみに私は2度藤岡さんの変身ポーズを生で観たことがありますが、本当に凄い迫力なんです。本当に気が出ていて、物凄く気迫が伝わってくる迫真の演技なのです。
 最初にシーンでは戦闘員とのアクションシーンも少しあり、大変うれしかったです。

 問題なのは最後のシーン。
 敵との戦いを終えて、平成ライダーが握手を求めようとすると、何故か「まだ、戦いは終わっていない。」と言い出し、何とヒーローなのにサングラス姿で本郷猛が登場。(これは笑うしかなかった・・・)
 そして、何故か年配である昭和ライダー側からケンカを売るような形式になり、平成側は和解しようとしているのに、本郷の「問答無用!」という無茶苦茶な一言で変身ポーズを決め、攻撃し出す始末でした。
 本郷猛ってそんな身勝手な人間だったか?本当に勘弁して欲しかった。

 ちなみに藤岡さんがサイクロンを運転するシーンは最後のエンディングロールの後で映像が流れていました。
 後、昭和ライダーの何かしらの主題歌が流れることは無かった。

 まあ、感想はこんな感じです。
 藤岡さんの久し振りの本郷猛の姿を見れたことには感謝しかありません。本当にうれしかったです。
 ただ、映画を観るとやはりストーリーの重要性を感じました。

 私はもう一つの夢、宮内洋さんの仮面ライダーV3(風見志郎)も再び観たいと思っています。
 可能なら、次の映画でもいいので仮面ライダー1号、2号、V3のトリプルライダーの競演が見たいです。もしそんな機会があるなら、もう少しストーリーは考えて欲しいが・・・。

 とにかく、藤岡さんの雄姿を見れたことで「ヨシ」としよう。




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