昨日は「ささきいさおデビュー60周年記念スペシャルライブ」に行ってきました。
当然ですが、今のコロナ禍で参加すべきかは悩みました。しかし、主催者側も当然同じように悩み抜いた末の決断だったと思います。何と言っても60周年ですから、その重みを考えると尚更です。私も東京では最低限動く程度で遠征することで、1泊せず日帰り決行しました。
これでささきさんの記念ライブは、50周年→55周年→55周年アンコール→60周年と参加さえて頂き感無量です。
東京に着くとシンガポール好きの私はせめて日本に1店舗しかない「TWG Tea」のティーサロンでアフタヌーンティーを楽しんだ後、少し寄り道して初めて行くZepp Hanedaに行きました。意外と品川駅から行きやすかったので帰宅時も助かりました。
そういや大阪と比べても、東京の方が人混みが多かったような…。
コロナ禍になってイベントに行くのは初めてでした。入場前には問診票を記録し、個人情報を提示します。体温測定とエタノール消毒をして、入場となりました。
いつもはロビー前に各関係者からの盛大な花が送られ飾られているのですが、今回は受付していなかったようで、60周年を盛大に祝えない寂しさも感じます。
お客さんは本当にたくさん来てましたね。今のご時世なので多少少ないのかと思っていましたが、満席でした。ちなみに私はチケットぴあで先行の抽選で購入したのですが、それでも後ろから3番目。相当前売りから売れていたのかな?
年配の方も数多く来られてましたがリスクを背負っても、皆、ささきさんの偉業を祝いたかったんでしょうね。幅広い年齢層のお客さんを見ていても、60年の積み重ねを感じる空気感でした。
そんな中、「宇宙戦艦ヤマト」のBGMからライブが始まりました。
昨今はオンライン配信という非常にありがたいサービスがあります。明日(5月25日)〜アーカイブ配信がありますので、あまり詳細は書かないようにします。
全体的な構成は、代表曲が中心でいつものようにジャンル毎に歌が数曲選曲されて進みました。恐らくイベント開催のガイドラインがあるのでしょう、開催時間や進行形式、入退場の制限などもある中、約3時間弱の充実した内容に仕上げてくれました。
今回は60周年ということもあり、曲毎の思い出をMCで語られていました。それを聞いていると、改めて、その紆余曲折のエピソードを聞いていると、この60年の重み、その積み重ねの偉大さを感じます。またそれと同時に私の中でも当時の思い出みたいなものが頭をよぎり、そして歌を聴いてその世界観に導かれる感慨深い時間となりました。
ささきさんの歌声って低音で重厚感があるのに、それでいて一つ一つの歌詞を非常に丁寧に語りかけるように歌ってくれる感じが私にはするんです。だから知らない歌でも、すぐにその世界観を自分でイメージができる。今回のライブでは、その曲のエピソードを詳しく話されているので尚更です。
これは作曲家、作詞家、テレビ作品に至るまで多くの方の思いが詰まった1曲1曲を見事に歌い手として表現されてる…それが本当に素晴らしいのです。
それに加え、当時と歌声が変わらないどころか、より完成度が上がってるようにも感じ、すぐにその当時の世界に戻される錯覚さえ感じます。
それを考えると、私自身もそうですが、多くの参加したファンの皆さんもそれぞれの子供時代からの歴史を感じ取っていたのではないかと思うのです。だから涙を流している人もいたんでしょうね。
皆の歴史が詰まった最高のライブ空間でした。
個人的には「闘将ダイモス」の主題歌のフルコーラスを生ライブで聴いたのは初めてだったので嬉しかったです。この歌、ロボットアニメなのに歌詞に哀愁があって良いんですよね。
後は堀江美都子さんがゲストだったので、デュエット曲が多めでした。堀江さんとのトークは息があって良いですよね。ささきさんの話をしっかり聞いてトークを導き、ジョークにはしっかり対応する掛け合いが最高です。
久し振りにささきさん、水木さん、堀江さんの3人のライブも見たいなあ。(神戸で一度観ました。)
ささきさんのライブは多くの方々に見て頂きたいと思いますので、是非、下記にて申し込んでアーカイブ配信を視聴して下さい。
今回のライブではコロナ禍での開催のため、我々ファンもささきさんへの感謝を表すには拍手しかありません。最後の「宇宙戦艦ヤマト」も一緒に歌うことができませんでしたが、それを観衆は大きな手拍子で伝える、それは非常に壮観な光景でした。ささきさんの退場時の拍手も含め、観客の思いも十分本人に伝わったのではないかと感じます。
いつも私はライブの余韻に浸るためにしばらく会場の雰囲気を楽しむのですが、退場の流れを崩すわけには行きませんので、その流れで帰りの電車に乗り込みました。みんな、本当はライブ後に飲食店等で友人同士、ライブを振り返ったりしたかったでしょうね。ですが、今回は何より困難な状況下で開催してくれた関係者の皆さんに感謝し、ファンはマナーを守って今しばらく続くだろうコロナ禍でもイベントを継続して行えるようにしていかねばならないですね。
ただ本当は多くの著名人の方々、関係者、ファンがささきさんの60周年を祝いたかったのではないかと感じます。正直に言えば、私もこれだけの偉業をもっと盛大にお祝いして欲しかったのが本音です。
だからコロナが落ち着きニュージーランドのようにマスクなしで大きなライブイベントしてる国もあるのだから、それが叶った時には改めて何かしらのイベントを希望したいです。
前回のようなアンコールライブ的なものでもいいですし、逆にファンや関係者からささきさんをお祝いできるようなライブイベントも良いような気もします。その時はもっと大きい会場で盛大にやって欲しいです。いつもささきさんのイベント、チケット売り切れますからね。(私も何度も悔しい思いをしました。)
個人的な夢は、ささきさんの海外公演を見てみたいんですけどね。韓国とか香港とかでも良いのでできないかな?
オンライン配信もできるようになったのだから、Youtubeなんかで英語で情報を配信して英語専用のチャットなんかあったら海外の反応も楽しめるかもしれませんね。とにかく多くの人達で改めてお祝いして欲しいです。それがこれまで60年も変わらず多くの人達に夢を与え続けてくれた方への感謝の形として残せるなら…。
という事で、ささきさんの60年の偉業に合わせて、私も久し振りに長文のブログを書いてみました(笑)。
改めて、ささきさんには「60周年おめでとうございます!」もそうですが、今は「60年も変わらずにいてくれてありがとうございました!」という気持ちが強いです。その中でも私の人生は一部ですから…(笑)。
今は大変な状況である中、関係者やバンド、バックコーラスの皆さんも含め、非常に厳しい環境下で努力を重ねてくれたはずです。外にもなかなか行けないなか最高のコンディションに整えられたささきさんのプロ意識にも改めて敬意を表します。本当に尊敬すべき見本となる方です。
全ての関係者の皆さんにありがとうございました。くれぐれもささきさん本人のコンディションが大切なのでファンとして欲張りませんが、また次回に何かしらのイベントが行われることを願っています。
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