昨日は秋山新社長になって初めて迎える東京・後楽園ホールでの試合がありました。
そこで今後に向けて不安を感じたことが多々あったので、ちょっと書いてみたいと思います。
①ジョー・ドーリング選手が三冠チャンピオンに
確かにずっと全日本プロレスで頑張っているドーリング選手をチャンピオンにするのは賛成です。
ただ、今の全日本はまずお客さんに試合を観てもらうことであり、その為にはシングルチャンピオンがお客さんを呼べる試合ができるかが鍵だと考えます。
ドーリング選手がメインの試合でお客さんは入るのか?次回は大会場の愛知県体育館大会があるが、ドーリングVS曙が噂されている。それはちょっと・・・。
今の全日本に大事なのは、諏訪魔選手と潮崎選手の試合を核にしていくべきだと思うし、ドーリング戴冠はその後で良いと思う。
②秋山選手が宮原選手に負けたこと
今の全日本プロレスの未来は宮原選手が鍵を握っているのはわかるが、まだまだ試合を観ていても実力が伴っていない。
それは先日の小橋建太主催興行でのメインイベントを見ても、他団体の選手(関本、火野)と比べても実力が劣っていないことは明確でありました。
そんな中、やたらと秋山選手との試合を煽っていたので嫌な予感はしていたが、予想通りタッグで敗戦。しかも中途半端な三角締めでのレフリーストップって…。
宮原選手の持ち上げは前述どおりなら、諏訪魔VS潮崎の攻防→ドーリング→宮原の順で待てば良かった。今は真霜選手などとバンバン戦った方が彼のためだと思うが。
③ゼウス選手について
全日本ではゼウス選手もプッシュしていきたいようだが、私はどうしても体に刺青だらけの彼を持ち上げるのはどうかと考える。(せめてヒールだったら、まだ良いが・・・)
今のプロレスに大事なのは子供のファンを増やすこと。私が親なら全身に刺青しているような選手がスター化する世界を子供に見せたいとは思わない。
④“Brother”YASSHI登場について
まだわからないが、将来的にブードゥーマーダーズが全日本に登場して、TARU選手がリングに上がるなら全日本プロレスを応援する気持ちが無くなると思う。
彼の事件がまだ解決していない、少なくとも平井選手が今どうなっているのかもわからない状況下で勝手に集結されても困る。
それだけ彼が行った行為は問題があると思う。
ただ、めんそーれ親父選手が素顔で戦っていくことや本日発表された曙選手が取締役になったなど未来への展望もある。
私もこの年齢になったので、大きなこだわりはないから、成り行きを見守っていきたいと思います。
改めて思うが、スポーツは一生懸命頑張っている姿が見られれば自ずとファンは感情移入をしていきます。
試合前の煽りより、リングの上での戦いをいかに見せるかという原点を思い出させてくれる全日本プロレスであって欲しいです。
それこそが、本当のジャイアント馬場さんの王道プロレスだと思います。
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