ほとんどのスポーツには、スピード能力が要求されます。
よく言われるのは、単純に直線距離を走らせてタイムが速い人に対して、スピードがあると言われるのが一般的です。
ただし、スポーツ競技に至っては、その範疇にはおさまりません。
それは、スポーツにはスピードの強弱や方向の変化などに対応しなければならないからです。
ですので、ほとんどのスポーツにおいては、ただ単純に直線上のスピードを上げるだけでなく、そういった臨機応変な対応を求められるべきなのです。
例えば、野球で言うならば、一瞬でスピード能力を上げるための瞬発力が必要になりますし、内野手で言うなら打球を捕球してから投げるまでの中でスピードの強弱をうまくつけて、すぐに投げる体勢を整えなければなりません。
もちろん、野球には、これ以外にもたくさんのスピード能力が求められます。
スピード能力を上げるためのトレーニングとして有名なものには、SAQトレーニングがあります。
このトレーニングは、私も資格取得の際、様々なトレーニング法を実践してきましたが、非常に勉強になり、かつ多くの体力が養われる素晴らしいトレーニングでした。
今まで感じたことのない、筋肉痛が起こったことが今でも覚えております。
SAQの意味は?
SAQとは、以下の略語となります。
S (スピード)
“トップスピード”を指し、走る時の直線的な最高速度の能力です。
A(アジリティ)
“敏捷性”の意味で、別々の動作の互いの切り替えの速さです。
Q(クィックネス)
“素早さ”の意味で、狙った方向に素早く到達する身のこなし能力で、静止からの速い反応と動作を言います。
上記のとおり、SAQトレーニングとは、 巧みな動きをいかにスピードを上げることを目的とするトレーニングです。
スポーツ・パフォーマンスを向上させるためのスピードに重点を置いた、非常に効率的なスピードトレーニングと言えるのです。
もちろん、野球に対してもそうですが、少年期にSAQトレーニングを行うことは、運動神経の向上にも大いに役立ちます。
是非、多くのチームや選手に対して、SAQトレーニングを導入することをお勧め致します。
SAQトレーニングの器具に関しては、下記のショップでご覧下さい。
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