今日は、新日本プロレスリング&全日本プロ・レスリング創立40周年記念大会が両国国技館で行われ、CS放送のチャンネルである、「朝日ニュースター」で生中継されたため、それだけのためにチャンネルを契約してテレビ観戦しました。
この「朝日ニュースター」は今日からHD放送されることになり、ハイビジョン放送にて中継されました。
非常にきれいな画像でプロレスを生中継で観れたことは良かった。
試合数が10試合もあり、タイトルマッチが3試合あったため、40周年でありながら、セレモニーが無かったことが残念だった。
興行前の煽りVTRはまあまあ良かったんですけどね。
簡潔に感想を・・・
一番面白かった試合は、諏訪魔、近藤VS中邑、オカダ。
諏訪魔、近藤が二人ともいい攻めを見せ、全体の試合を全日本コンビが押していたのが驚きだった。
初めて見たオカダ選手は結構責められていたが、要所要所で技を決めていたくらいの印象しかなかったが、結構攻められていても、いくつか出した技は的確に決めていたように見える。
ただ、やはり負けた選手を足で踏みつけてのアピールは下品で、すべきではない。
諏訪魔選手は確かに強かった。
武藤、天山、小島組は、特に印象はないが、武藤選手の人気は高かった。さすがだと思う。
もう試合に出るだけで喜ばれる存在になったが、最後ムーンサルトプレスを決めたのに、最後はいつも飯塚選手に襲われる野上アナをリングに上げ、飯塚選手にラリアッとさせたものだから、そっちに盛り上がりが取られた感じだった。なんだかなあ・・・
最後の2試合のタイトルマッチは、今回の合同興行の難しい部分を感じたものだった。
両団体のファンが集まってるからだろうと思うが、どちらの試合も盛り上がりに欠けたことでした。
普通タイトルマッチだと試合前からファンの期待感が高ぶり、入場→タイトルマッチ宣言あたりで客の盛り上がりがピークを迎えていく。
しかし、そういったタイトルマッチの緊張感が無かった。
両試合とも挑戦者が負けることが読めているからか、とも思ったが、そうでも無いような気もします。
恐らくどっちかのファンにとっては、応援してない側の団体のタイトルマッチへの思い入れが無いのだと思う。
だから、タイトルマッチというより普通の試合っぽい雰囲気だったことが残念だった。
やはり、両団体のファンが集まってると一番盛り上がるのは対抗戦。
だからこそ、最も盛り上がったのは、諏訪魔選手のタッグマッチだったんだと思います。
ちなみに、三冠戦は、グランドの攻防もしっかり見せ、いい感じで試合が進んでいったが、ファンが食いついてこない。だから終盤になっても、どっちの選手かに「買って欲しい・・・」という雰囲気が伝わってこなかった。
試合も前哨戦で太陽ケアが秋山選手をフォールしてるため、その時と同じ展開になっても決まらないというのがわかる。前哨戦がなかったら・・・とも思う。
棚橋VS真壁もそういう雰囲気の中にしては、よく頑張っていたと思います。
真壁選手にファンの声援が高かったのも意外だったが、そういう結果が見えてる中でも、「もしかして…」という雰囲気は作っていた。(特に後頭部へのニードロップのあたり)
しかし、真壁選手のドラゴンスープレックスの際、レフリーが3カウント入れたのに試合が続行される不可解さもあった。
真壁選手には気の毒な試合だったが、観戦していたファンもそう思ったのか、試合後、退場する真壁選手に拍手が集まっていた。
せっかくの合同興行だったのに少し残念だったが、次回行う時は、レジェンドはいいとしても、現役バリバリの選手はやはり対抗戦にした方が良いと思う。
そして、もう少し大きい会場で・・・。
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